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2007/01/24(水)
されど、素晴らしい世界。
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要は、僕なりの解釈だとね。 どんな人間も、くだらなく素晴らしいんだ。 価値観や思想の違いで嫌悪感を覚える事は、当然だというのを前提に。 かけがえないとか、そんな綺麗な言葉じゃなくて。 醜いとか、蔑む意味もなくて。 純粋に、そう、純粋に。
面白い、訳だ。
勉学や新たな知識、或いは口コミや広告。 そう、なんら変わらない訳だよ。 違う或いは、同じという事は。 粒と粒が不規則に、かつ、あくまで似た方向にしか動けないから。 だから、この世は実に歪なうねりしか生み出さない。 軋んだ歯車の、不協和音みたいな。 時々、美しい音色も流れるけれど。 崩れてる、重なり合って、積み上がり。 それでも、細胞の様に、入れ替わり立ち替わり。 蠢く、蠢く。 だからこそ、世界は素晴らしい。 勿論、私とて歪な独断と偏見を持ち合わせる人でしかない。 だからこそ、改めて振り返った時。 ろくでもなかった世界が、愛おしく、切なく、思えるわけだ。
要は。 通じない事は、百も承知だが。 人間が大好きだからこそ、私は拒絶するのだろうな。
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流星をしてて、ふと思った訳なんだけど。 どのキャラの気持ちも分かるし、また、理解出来ない自分が居た訳だ。 気持ちの、傾け方というか放出というか。 だから、多分。 誰のことも理解出来るし、理解出来ないんだろうなって。 人というか、僕は。
正直な話。 世界を壊したかった少年の気持ちも。 世界を守りたかった少女の気持ちも。 疑心暗鬼の王様の気持ちも。 純粋過ぎる彼女の気持ちも。 分かるし、解る。 頭でどう想えば、そういう答えに行き着くのかも。 何が、そうさせるのかも。 分からなくないし、解らなくない。 だけど。 何が正しいとか、間違っているとかは。 よく分からないし解らない。 圧倒的多数が正しいとか、マイノリティがおかしいとか。 言えない訳じゃない。 これだけ歪んだ世界に、答えを求める自体が、何か妙だ。 だけれど、僕らは。 どちらかに、存在してないと気が済まない。 中間とか、言っているのは嘘だ。 そういう立場は、は拒絶か馬鹿か、どちらかしかない。 じゃあ、僕はやっぱり馬鹿なのかな? だけれど、疑問に思うのだから。 だけれど、疑問に思うのだから。
……あぁやっぱり、変だよね。 誰がって、勿論全て。
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