旅人の唄
屋根の上から叫んだ、自己満足のカケラ。
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2006/09/21(木) 夜が明るいのは、闇を恐れるが故なんだろうか。
 光とか闇とか、そういう話ってのは。
善悪とかを表すモノでは、本来ななかったのだろう。
光は善で闇は悪だと、当たり前に思っているならばそれは間違いだ。
闇を恐れるのは自身に負い目があるから。
光を妬むのは単に無い物ねだりでしかなく。
人間なんて生き物は、そのハザマで混沌としているのが本質なんだろう。
ちゃちに、その本来の良さを見抜こうとはせずに、風評や偏見だけで物事を判断しようとするから。
結局はいがみ合い続ける訳だ。



急にこんな事をボヤいたのは何でもない、東京の夜は眩しくて鬱陶しいからだ。
それらは確かに綺麗かも知れないが、此方としては明日に備えて規則的に寝てみようかともくろんでいたので、不愉快極まりない。
ここの所、余程疲れていないと早い時間には眠れない。
多分、昔住んでいた家の前にあった小さなビルが壊れて以来だ。
昔の家はそのビルの影に隠れるようにあったので、割と駅に近いというのにそれ程明るくはなかった。
むしろ、お化けが出そうなくらい暗かった。
今の家は、マンションやら街灯やらがギンギンと光輝いて。
夜中だというのに、明るい。
文字が読める程ではないが、その中途半端さが少々気に喰わなくもある。
雲の日は光が反射して、更に薄気味悪くもなる。
昔、修学旅行で泊まった新潟の空はあんなにも墨を塗った様な綺麗な黒だったのに。
空気も澄んで、心地良かったのに。
隠居する時は、東京以外の場所で暮らしたい。


多分、今日も、眠れないのだろうな。
光を貪るこの都は、逆に息苦しくもある。


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