旅人の唄
屋根の上から叫んだ、自己満足のカケラ。
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2006/12/24(日) 畜生と、叫びたくなるのは、こんな時。
 思えば、今唯一主人公が大好きな物語かもしれない。


 腐ってました、管理人でございます。
もう、寝ないと明日に響くんで、短くいきますが。
なんていうかさ、うん。
何でかわかんないけど、久しぶりにワンピース読んでさ。
アーロンぶっ倒す所から巨人のおっさん達の話。
飛ばしてアラバスタの終わりのトコと空島、ロビン救出のところ。
だーっと、読んで。

 泣きそうになった。

 やっぱ、凄いよワンピース。
今まで色んな物語、見てきたけど。
手を加えたくなったり、反抗してみたり、したくなる。
プロでもない、青っちょろい若造が。
俺が書いたほうが面白いとか、粋がったことを思ったりする事もあった。

 だけど、これには絶対敵わない。

 本当に面白いし、泣けるし、スッキリする。
何より、うん、主人公がね、ルフィの言葉がね。

 胸に、来る。

 畜生と、叫びたくなる。

 俺は今まで、そりゃいろいろあったと思うけど。
たかが二十年だけ、二十年ぽっちしか生きてなくて。
大して世界も知らなくて、ただのガキで。
それなりに人は見てきたし、少ないけれど接したりもした。

 だけれど、なんだろうか、この悔しさは。

 彼に励まされている、自分が居る。
弱虫な僕なら、絶対逃げ出すだろうどんな状況にあっても。
屈せず、逃げず、立ち向かう姿勢に。
叫ばれる言葉に。
その、強い信念と拳に。
読むたびに、励まされる。
説教もされるし、諭される。
そして、彼の住む世界そのものに、言われる。

 臆すな、進め、まっすぐに。

 彼らがアラバスタに乗り込んだ頃。
丁度ワタシは、中学生で。
ただただ、純粋に。
あの世界を楽しんでいるだけだった。
それが、そうだっただけなのに。
いつの間にかワタシは、船長よりも年上になり。
剣士やコックと同い年になり。
あと一年半も経てば、火拳を追い越す。

 なのに、なんだ、この不甲斐なさは。

 一つ一つの言葉が、今は重い。
全ての出来事が、更に重い。
俺には絶対、例え何らかの力があっても。
絶対に出来ないようなことを、やってのけてしまう彼らが。
凄く憧れてしまう、反面、悔しくもあって。

 やっぱり、僕は弱いと、痛感する。

 畜生と叫びたくなるのは、それだけじゃない。
凄い奴らは、世界にたくさん居るのに。
俺は、まだ、其処に行き着けない。
力が無い、まだ足りない。
もっともっと、進まなきゃいけないんだ。
畜生、畜生。
なんだって、なぁ、畜生。

 本当に、よぉ。

 絶対、あそこまで登りつめてやるんだ。
必ず、絶対に。
じゃないと、始まらないんだ。
俺の目的、計画、作戦。
畜生、畜生。

 まぁ、そういう風に言っちゃう奴の方が、たどり着けない気もしないわけじゃないけど。

 俺がやらなきゃ、誰がやるって話しだからさ。
コレばっかりは、さぁ。
俺以外に、居るのかどうかもわかんないしさ。
居たとしても、どうせもいいっちゃいい。

 さぁ、やるぞ『世界征服』。





 とりあえず、それだけ叫んで、今日は寝ます。



 ちなみにイブは、家族といつも通り過ごしました。
ちなみに明日から人生初めての、バイトです。
テンションおかしいです。
ハラハラしちゃってます、だから正直ガクブルしてます。
ついでに、ちょっと酔ってます。
でも、他の人から見れば「たかがそのていどで?」って話ですが。


 腹くくって、逝って来ます。



 俺は、絶対、やってやるんだから。


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