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2006/10/26(木)
僕とアイツラ。
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初めて出会ったロックマンは、エグゼではなかった。
小さな頃、そう、うんと子供の頃。 僕は兄のやるゲームが、凄い好きだった。 今思えば、アニメや人形劇の番組より、ゲームを見るのが好きだった。 経緯は忘れたが、時々、ファミコンをやらせて貰えた事があって。 多分一番初めはボンバーマンだった。 マリオもやらせてもらった。 グーニーズもドクターマリオも、ヨッシーの卵もパワプロもゲゲゲの鬼太郎もやった。 物心ついて間もない私には全てが難しくて、結局は見る方が好きだったのだが。 それでも、唯一。 我が家にあったファミコンソフトの中でとうとうやらなかったソフトがあった。
それが、ロックマン5・ブルースの罠だった。
凄いゲームだとは思った。 電車だか汽車だかの中で、鶏が攻撃してきたり。 岩だらけの背景、今なら何だか分かる、メットール系の敵。 空の上、真っ青と白い雲と、空飛ぶ敵。 海だか水辺を危なっかしく駆けていくロックマン。 宇宙に、兄が一度だってクリアしたのを見たことのないあのステージは、確かクリスタルマンの所だったか。 赤い光が降りてきたら、ラッシュで。 特に強烈な印象を残したのは、グラビディーマンのステージ。 なんでロックマンが逆さまになるかわからなくて、自分なりに物凄い驚いたと思う。 あの頃の僕は、思ったのだろう。 このゲームは難しすぎるから絶対やらないだろう、と。
なんで、今更そんな話をするのかというと。 インターネットで見た有賀先生の漫画をたまたま見つけ物凄い興奮したから。 帰って来てロックマンのゲーム音楽を聴いたから。 今思えば、他のシリーズは気に入ったか否かでダウンロードしたが、この5だけは全然揃っている。 どの曲も、聞き覚えがあって親しみがあった。 一番好きなのは、勿論、ナパのステージ曲。 それらを聴いていたら『どうせ今日も日記のネタなかったし』と書いてみた訳。
キャラの名前なんか最近やっと、エグゼと有賀版で覚えたような僕ですが。 幼い頃に出会った彼らと、形を変えて再会出来たのは。 今となっては、嬉しい話だ。
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