美観地区から大道絵師のメッセージです。
箱の中でいくら立派な芸術活動しょうと、学ぼうと何等、この病的社会には不毛である。
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最新の絵日記ダイジェスト
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2010/04/15 000000000
2010/03/08 次回は油絵を・・・・・
2010/03/04 浅田真央ちゃん
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2008/06/25(水) 姫の虎退治のその後の国会報告・プータン便り
☆★姫井由美子の活動☆★

第169回国会での姫井の活動の一部をご紹介します。

☆幸せってなぁに?★
(4月23日)国民生活・経済に関する調査会「幸福度の高い社会の構築」
 明治学院大学教授でナマケモノ倶楽部世話人の辻信一参考人から意見を聴きました。辻さんは、ヒマラヤのブータンという国のことを紹介されました。ブータンは、国王自らが王制から民主制への転換を進めているという国ですが、その国王があるとき「GNPよりGNHが大事である」と言われたそうです。
GNHとは、GNPのP(生産)の代わりにH(幸福)を入れた造語です。物や商品、お金の総額で世の中の豊かさを測るのはおかしい、と国王は考えたそうです。実際、経済的には貧しいブータンの農民たちですが、みんな幸せに暮らしているそうです。本当の豊かさとは何かということを、とても考えさせられました

2008/06/22(日) 「漠然とした不安」の遺書残し、自殺した芥川の「蛙の話」より
皆々様、恙無きや。老生は無異、ご放念下されたし。

 さて今日は芥川龍之介の「カエルの話」から始める。
それはある池にカエルが住んでいるのだが、時々、ヘビにカエルが襲われ犠牲が出る。そこでヘビにカエルが襲われないにはどうしたら良いか、という相談になって、結局、池の周囲に金網を張ることになった。それを聞いたサーリブッダみたいなカエルの長老が「そんな事をしたら、この池はカエルが増え過ぎてそれこそ全てが絶滅する。時々、我々の仲間が犠牲になるのも全てを生かすことに相通ずるのじゃ」という意味の事を言う。つまり生物の密集斃死であり、全ての自然は自然淘汰の中で生き永らえているのだと。

 ところが幹部連中は長老の話しなど無視して今度はトンビにカエルが襲われたことによりドームを作ってしまう。池の周りをコンクリートにする。巣穴を高層ビルにする。食料は他所の池から輸入する。全てカエル至上主義において改革していくのであるが、確かに住みやすい。しかし、どうも呼吸困難とある種のカエルは気付き、その連中は一刻の安らぎを求めて他の池に旅に出るのだ。

 ところがその後、この池はどうなったかと言うと、池の魚は白い腹を空に向け絶滅し、無論、カエルも全て死に絶えたという話である。この寓話が未来の日本を具現していなければ良いのだが、どうも小生には営々としてその方向に突走っているように思えて仕方がない。


所詮、生き残るのは官僚とゴキブリぐらいかな・・・・・

2008/06/05(木) 描きは日本で喰えないからタイに行く
ちもと君、心置きなく絵が描ける、本当にそうなると思います。いったんタイから日本に帰る飛行機に乗ったときこのままUターンをしてチェンマイに戻りたいと思いました。
チェンマイでは自堕落に昼寝をしたり、食べに行ったり、テレビを見たりしていたのでした。テレビはタイ語の放送なのでさっぱりわからなかったのですが、ニュースを見ていても日本のことはまったくわかりません。毎日ニュースを見ていたが殺人や凶悪な犯罪のニュースを一度も見たことがないのでした。
ところが日本に帰ると、会社社長の死体ががボストンバッグに詰め込まれて山の中で白骨になっていたとか、母親が子供を電気コードで絞め殺したとか、毎日、硫化水素自殺で200人以上死んでいるとか。まるで地獄のようなニュースが流れています。だが明日には子供が親を殺し、あさってには姉が一家を殺すというニュースが前のニュースをかき消してしまうのでしょう。異常な殺人が日常性になってしまっています。もう日本人はそんなことには免疫になって話題にすらならない時代になったのですね。
勿論タイには社会矛盾がないわけではないのですが、まだ人情があふれるほど残っています。僕は人間にとってどんな世界が望ましいかと常に考えてきたのですが貧しくとも笑顔があふれる国に、日本の過去にあった、そして未来に取り戻さねばならない文化を見たのでした。
想像したよりもはるかに多く描きたいものが見られた事は僕の絵に新しいものを付け加えてくれるかもしれないと思ったのでした。




こんな手紙を私に出していたh君からの電話だ。

ゴールデン・ウイークはそちらで似顔絵をやらせてほしい、とのことである。

「・・・・・・でタイは?」

「うん、タイに行くと毎月貰っていた、障害年金六万円打ち切られるらしい、僕にはそのお金は大金だから、日本とタイの行ったり来たりになるだろう。詳しいことは会って話する・・・・・」との事だ。




日本政府も意地汚いことするんだな。役人は税金の垂れ流しで、庶民を徹底的にイヂメル気なんだな。くそったれ!!




マザー・テレサの言葉。

「自分の国で苦しんでいる人がいるのに他の国の人間を助けようとする人は、
 他人によく思われたいだけの偽善者である」

「大切なことは、遠くにある人や、大きなことではなく、目の前にある人に
対して、愛を持って接することだ」。

「日本人は他国のことよりも、日本のなかで貧しい人々への配慮を優先して
考えるべきです。愛はまず手近なところから始まります」

1981年4月来日時 に黒柳徹子に放った言葉らしい


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