美観地区から大道絵師のメッセージです。
箱の中でいくら立派な芸術活動しょうと、学ぼうと何等、この病的社会には不毛である。
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2008年1月
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2008/01/04(金) 倉敷にがおえエレジー 題96回
最後は銀座だ。
ここからは日展審査員・鬼頭鍋三郎や日本画の重鎮・加山又造。あるいは追い出されたものの世界的版画家になった池田満寿夫氏等輩出している。
 故にここでやっている連中は「芸術の中心地である銀座でやっているんだぞ」という変なプライドがあって、他人を寄せ付けない雰囲気があり、どうも肩に力が入る所である。


 福永氏をトップに群馬の小林氏、広島の宇佐美氏、この倉敷の竹槍氏、愛媛の国さん、静岡の安部氏、和歌山の栗山君、大坂の武さん、長崎の信ちゃん等々で固めていたが「銀ブラ」など死語と化した現在は誰も出ていない。まさに大道似顔絵師もヒッピーも悲劇の鳥、トキのごとく絶滅寸前にあるのだ。

 あえて名前だけ羅列したのは、彼等の生き様に対する鎮魂歌である事を申し述べ、次号で総括したい。


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