美観地区から大道絵師のメッセージです。
箱の中でいくら立派な芸術活動しょうと、学ぼうと何等、この病的社会には不毛である。
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2007年9月
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2007/09/19(水) 倉敷にがおえエレジー 題45回
それに「老子」の書物だ。
国家に癒着し、既成秩序擁護に結果しがちな「孔子」と違い、国家も社会も否定する無為のアナキズムに本来の人間主義と真のインターナショナルリズムを回復しょうとする老子の思想が、時の軍部に危険視され、官憲に弾圧される。

それでも黒石は節を曲げることを拒み、国際的根なし草の痛みをニヒリズムの深淵まで掘り下げ、貫き通すのだから、残された一家はたまったものではない。
度重なる夜逃げはまだしも喰うものがない。
そこで道端に生えているヨメナ、ハコベ、ノビル等で腹を誤魔化すのだからカイコやコアラ、パンダと何等変わらぬ生活を送るのだ。ゆえにこういう飽食時代になっても野菜が身の回りになくては安心出来かねるのだろう。

 また晃氏はこうおっしゃるのだ「ボクは一般にその物の持ち味が好きなのよ。従って料理してすっかり持ち味を変えてしまう事は好きでない。人間にしたってそうではない。その人間の持ち味というものがたまらない妙味があるもので、性格が変わるほど装飾してしてしまっては何の面白みもない人間になってしまうのよ」と。


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