美観地区から大道絵師のメッセージです。
箱の中でいくら立派な芸術活動しょうと、学ぼうと何等、この病的社会には不毛である。
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2007年9月
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2007/09/16(日) 倉敷にがおえエレジー 題42回

・・・で夜汽車の赤松燐作だ。明治11年津山生まれ、東京美術学校西洋画科卒業。黒田清輝、和田英作の白樺派、後「光風会」に属し活躍。一転大阪に赤松洋画研究所を興し、昭和20年大阪市立美術研究所の所長になるのだが、彼の弟子には有名な佐伯祐三がおり、ちなみに筆者は三十三人目の卒業生である。同期にはやはり似顔絵を描いていた行動美術の儀間政治氏、大阪芸大教授の辻司氏、小林善行氏は渡欧、パリのモンマルトルで現在数十人居る日本似顔絵師のボスになっている。
俺にも「モンマルトルに来い」と言ってくれるがインドやバニー島ならいざ知らず、いまのヨーロッパから学ぶべきものは何もない。
 今の日本が問題なのだ。とくに俺にとっては社会への回路を断たれた人達、人間であろうとすればするほど、社会から疎外されている人々への愛情だ。日本丸の行く先に目をつむり、エゴイズム先行の人間には興味はない。
 それを見極めるには乞食エカキが一番いい位置にいる。人の動きや社会の構造を常に一歩しりぞいて見ているから全部赤裸らだ。どんな事でも相対化できる位置に身をおいているから社会の実相が解かるのだ。
 騙そうととする奴、騙されまいとする奴、狐と圧屋と鉄砲の立ち回り狂言、これほど面白いものなく大いに語ろうじゃないか。これでスカンク親父も安心しただろう。俺もこれで陰居生活は頓首で霊柩車の中でホッとしている。仮象の別荘から実相の本宅へ引越し、大日法界の色は夢想三昧でナンマイだ!・・・

 次回 異色俳優・大泉晃氏からの教示


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