美観地区から大道絵師のメッセージです。
箱の中でいくら立派な芸術活動しょうと、学ぼうと何等、この病的社会には不毛である。
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2007年4月
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2007/04/06(金) ホームレス画家のホームレス訪問記B
高速道路に入ったのだろう、あちこちビルの乱立が見え初めてきた。
 相変わらず「パリは燃えているか」の曲がかかっていて、俺は
また眠りに陥った・・・・・

 そして夢の続きを見続ける・・・

 そもそもホームレスとは現代社会のカナリアではないのか? ?と思い始めたのだ。
 我々は今、幸せかも知れない? しかし、今の社会のありようを続けて行っていいのだろうか、と。

 メキシコで長年サンテーロ(聖画行商人)しながらインディオを暮らした画家・北川民治氏は「救いがたい今の日本の政治家、芸術家」と評している。
 とくに芸術家はネコもシャクシもパリ、パリで女の裸に赤い腰巻を巻いたものや風呂屋にあるような風景画を描いて喜んでおる。金になるからであろう。  メキシコではオロスコ、リベラ、シケイロスという画壇の大家でさえ、うす暗い貧民窟を鷹のような目をして、泥水のような空気の中をぬって歩く。そこには人間本来の姿があり、心に触れ、創作意欲を沸かすのだ・・・・・リベラも、オロスコもシケイロスもここから失われた本能的な命を汲みとってくるのだ・・・
 日本も一度革命が、革命と言ってもドンパチ撃ったりする革命じゃなく、精神的な革命がない以上、このまま放置しておいたら滅亡するよ・・・・・  

「師匠、着きましたよ」 車上ホームレス氏の声で眼が覚めた。        


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