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2006/09/05(火)
大阪市立美術研究所・雑感 83
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21世紀になってはや6年、新たなムーブメントも起らぬまま、時間だけがすぎてゆく現在、 しかし次の時世をとらえようと、変革を試みている平面作家が関西にもいた! 彼らは、21世紀になってからどれだけの仕事をしているのか、6年間の推移を静観する。 現代美術かは、今後いかなる方向へ進むのか。
現在の美術界の状況を観察した結果、今世紀に入ってから上質な展開を続けている平面作家とは?という設問に到達。 自身の6年間を観察する機会と共に他者の変革を学ぶ、そのためには私たち3人の観測を超えた平面作家を選出し、彼または彼女らの視点により、近年頭角を現しつつある未知の平面作家にも参加を要請。こうすることによって、新たな刺激を受けることが私たち3人にもプラスになるに違いない。 そんな経緯の結果、選出はUNEASINESS展に参加したことのある芦谷正人、氏は果たしてどんな未知の作家を連れてきてくれるのか、しっかり勉強させていただくこととしよう。
1965年 大阪生まれ 1989年 嵯峨美術短期大学版画専攻科卒業
1987年 個展(ギャラリー白、大阪) 第2回和歌山版画ビエンナーレ 1992年 個展(番画廊、大阪) 1993年 「今絵画は-OSAKA'93-」(大阪府立現代美術センター) 1996年 個展(番画廊) 1998年 「ART UP! -揺籃する位置-」(大阪府立現代美術センターほか) 1999年 個展(番画廊) 2001年 「UNEASINESS」(信濃橋画廊、大阪) 2002年 個展(番画廊) 2003年 個展(番画廊) 2004年 「FLAT PLAT」(神奈川県民ホールギャラリーおよびCASO) 2005年 「UNEASINESS III」(信濃橋画廊)
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