美観地区から大道絵師のメッセージです。
箱の中でいくら立派な芸術活動しょうと、学ぼうと何等、この病的社会には不毛である。
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2006/09/02(土) 大阪市立美術研究所・雑感 80
サブロー・コスギ

千二百年の昔、奈良時代に鑑真和上像や仏像の制作に隆盛を極めた
「脱活乾漆」という技法がある。

漆と麻布で制作された彫刻は強固で軽いと言った利点から盛んに
制作されましたが制作工程が多難なことや材料費が高くつくことから、次第にこの技法は絶えてゆきました。

サブロウコスギ氏は四十年の歳月をかけて乾漆を研究過去の技法の難点を開拓し、過去には不可能だった色彩に於いても、
うるしそのものから発色させる「色彩乾漆」を可能にした。この技法を現代彫刻に用いるという画期的な発想は 軽量なのに
重量感があり強靱なのに柔軟性とまろやかさを 備え独特な光沢を
もつ、かつて類例のない現代彫刻の 誕生につながるのではないだろうか。

新たなる「東洋の美」とヨーロッパから高く評価された サブロウコスギ氏の彫刻は今世界で広く紹介されております。

サブロウ コスギ プロフィール -----
1939年
大阪に生まれる。
1961年
大阪市立美術研究所・彫塑科修
1964年
日展初入選「人間の本質(乾漆材)」発表後日展入選15回
1965年
日本彫刻会奨励賞受賞により同会会員となる。
日展入選10回以降日展会友となる。
1973年
パリ展出展 渡欧
1983年
「個展」阪神百貨店美術画廊於
1990年 1月〜3月
渡欧ドイツのブランデンブルグ門の像制作
第8回アートワールド賞受賞 サージ・マルジス賞受賞(フランス)
日本秀作展(ニューヨーク)出品 TOP ARTIST 100’(フランス)出品
1991年
25カ国参加東京インターナショナルアートショー小杉三朗彫刻コーナー出展
(東京国際見本市会場)
「個展」阪神百貨店美術画廓於
グラヌーズ賞受賞「ミレー展」(フランス)於
1992年
平成4年度国際芸術文化賞受賞 菊花大勲章受章
米国コンチネンタル大学DOCTOR OF ARTS(芸術学博士号学位)授与
水上杏平賞 受賞
1993年
川西市民賞受賞
神戸秋の芸術祭参加企画「小杉三朗彫刻展」アートホール神戸於
1995年
「世界の巨匠展」参加 大阪マーチャンタイズビル於
「小杉三朗展示会」ギャラリー・パンセ於
1996年
「小杉三朗展示会」ギャラリー・巴於
バリ・芸術平和大賞受賞
1997年
バリ・モレ芸術文化褒賞受賞
川西市立・ギャラリーかわにしオープン記念「小杉三朗展」川西市主催
日本グランプリ札幌国際芸術ビエンナーレ展(ユネ近代美術館主催)招待出品
コマンドゥリー勲章・大綬(フランス)授与
1998年
ドイツ・ケルン市主催「1200年の時空を超えて・サブロウコスギ乾漆彫刻展」
5月25日〜6月18日 ケルン市旧庁舎シティホール於
ユネ近代美術館主催「1200年の時空を超えて・サブロウコスギ乾漆彫刻展」
9月6日〜9月27日 フランス・ユネ近代美術館於
現在 ピカソ美術館(バリ)名誉会員
コスギアカデミー 主宰


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