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2006/08/29(火)
大阪市立美術研究所・雑感 76
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趣味人の父の影響で画業を志す。大阪・信濃橋研究所に通う。 1947年 京都市立身術 専門学校油絵科入学(現 京都芸大)。 1948年 大阪市立美術館付設美術研究所に入る。 1950年 東京目白に移転。 内田巌、竹谷富士雄(藤田嗣治の唯一の直弟子)に師事する。
下の絵『二人の女』は藤田嗣治の多大の影響を受けていることがわかる。 油彩画 キャンヴァス 15号 2006年制作
クラシックで落ち着いた雰囲気の作品を創作する現代洋画家、服部和三郎画伯をご紹介いたします。藤田嗣治画伯、唯一の直弟子である竹谷富士雄画伯に師事し、服部和三郎画伯の描く作品は、嗣治の血を引くかの如く、乳白色をベースにした柔らかい描写が特長です。本作品も、嗣治、竹谷の画風を引き継ぎつつ、独自の画風を完成させた細かい描写と鮮やかな色彩が非常に綺麗で落ち着いた作品です。2006年発行美術年鑑によると、一般小売(百貨店)価格14.0万円/号にて発表されています。
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