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2006/08/26(土)
大阪市立美術研究所・雑感 75
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大阪人の面白さは官など信用せず、庶民たちがどんどん情報を発し、実践していくことである。例えば歯痛の今治水を発明した、丹平翁が丹平ハウスを心斎橋に作り、赤松燐作の「洋画研究所を作らせたり、その横では漫画家の手塚治の親父に写真研究所を開いたりして、そのごった煮が文化に華開いている歴史が多いから驚く。以下の船場ビルから発する情報センターもモンゴルから岩塩を取り寄せ、料理学校開いたり、歴史の講義をしたり、展覧会をしたり、今後の庶民パワーを期待する者である。
舞妓を描いて30年 中島正夫油彩画展 大阪船場の協同組合大阪舶来マート(理事長 加藤勇夫 大阪市中央区船場中央1丁目2番1 船場センタービル1・2・3号館地下1階)の創立30周年記念事業で開設された大阪舶来マートアートギャラリーで、来年1月7日から18日まで、奈良県河合町の油彩画家中島正夫氏が、「中島正夫油彩画展」を開きます。テーマは舞妓を描いて30年、古都(奈良・京都)の四季を描いた風景画約50点を展覧。入場は無料です。
1965年に高校を卒業後、大阪市立美術研究所で油絵を学び、奈良や京都の移りゆく季節や行事を描くことで日本の心を表現してきました。特にこだわっているのは京都・祇園界隈の風情で、舞妓さんを描き続けて30年になります。
開場は午前10時から午後6時。日曜祝日は休館。問い合わせは、大阪舶来マート事務局(06−6271−8680)まで。
中島正夫氏アトリエ 〒636-0055 奈良県北葛城郡河合町 TEL 0745−56−2451
※なお、大阪舶来マートアートギャラリーのオープニングセレモニーを1月6日(月)、12時30分より行います。記念コンサート「筝と尺八の響き」(演奏ぐるーぷハーモニー)の後、「中島正夫油彩画展」の内覧会を行います。 中島正夫プロフィール 1947年 奈良県橿原市に生まれる 1965年 奈良県立畝傍高校卒業 大阪市立美術研究所に学ぶ 1968年 全関西展出品 1984年 渡欧 1985年 第30回 新世紀展初出品 初受賞 以降毎年出品 1988年 第33回 同展受賞 1993年 第38回 会員推挙 1995年 同会退会 フリーになる 1995年〜ふたかみ文化センターにて個展
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