美観地区から大道絵師のメッセージです。
箱の中でいくら立派な芸術活動しょうと、学ぼうと何等、この病的社会には不毛である。
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2006/07/19(水) 大阪市立美術研究所・雑感 47
1950年代大阪美術研究所卒・村岡三郎ら・草間弥生・河原温ら4人展-東京国立近代美術館

 東京国立近代美術館(千代田区北の丸公園3-1、03-5777-8600)は5月30日から7月30日まで1950年代にデビューした4人の作家を取り上げた「持続/切断-毛利武士郎・村岡三郎・草間弥生・河原温」を開いている。毛利武士郎(1923−2004)=写真=は東京美術学校彫刻科を卒業したが、作品が少なく彫刻界では「沈黙の彫刻家」と呼ばれたとされている。村岡さんは1928年大阪生まれで、大阪市立美術研究所彫刻部修了し、1965年「第1回現代日本彫刻展」で「K氏賞」を受賞、1993年京都精華大学教授、1999年「第40回毎日芸術賞」を受賞し、現在、滋賀県大津市に在住。草間さんは1929年長野県生まれ、1957年にアメリカに渡り、1968年に自作自演の映画「草間の自己消滅」が第4回「ベルギー国際短編映画祭」に入賞、「第2回アン・アーバー映画祭」で銀賞を受賞した。1973年帰国し、1983年に小説「クリストファー男娼窟」で第10回「野生時代新人賞」を受賞した。1996年からは主にニューヨークのギャラリーを中心に活動し、同年開いた2つの個展はそれぞれ「国際美術評論家連盟」から賞を受けた。2000年には第50回「芸術選奨文部大臣賞」を、2001年には「朝日賞」を受賞し、2003年には「フランス芸術文化勲章オフィシェ」を受勲した。河原さんは1933年愛知県生まれ、1950年代に「浴室」シリーズ、「物置小屋の出来事」シリーズなどが評判を呼んだという。1959年アメリカに渡り、1962年までメキシコに滞在し、1963年からアメリカに滞在、「記号絵画」を制作した。1966年には「日付絵画(date painting)」(Todayシリーズ)の制作を始めた。その後、、インタビューにも応じず、写真もないなど実像は謎といわれている。同美術館ではこれら4人の作家について、「1950年代というまとまり、あるいは1980年から1990年代というまとまり」という前提で区切り、「作風のかなり異なる作家たちでありながらも、作品の背後に横たわる、1つの”時代性”を興味深い形で看取」できるとしている。開館時間は10時から17時(金曜日は20時)で休館日は月曜日(7月17日は開館、翌日休館)。観覧料は一般420円、大学生130円、高校生70円、小中学生・65歳以上無料。


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