美観地区から大道絵師のメッセージです。
箱の中でいくら立派な芸術活動しょうと、学ぼうと何等、この病的社会には不毛である。
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2006年6月
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2006/06/01(木) 大阪市立美術研究所・雑感 H
 私が大阪市立美術研究所に入所した頃は研究費は一ヶ月800円であったが、現代は6000円程度になっているらしい。それにしても安い。そして嬉しいのは教授が試験以外、あまり、絵のことで押し付けてこないことと、上はおじいさんから美大目指す若者や設計士など多種多様の生徒かいたことである。
 私の周囲は映画の看板描きの小林君、ピアノをひかせたら良いというほど細い指を持っていた長瀬君、如何にも芸術家らしい、額に髪を垂らした藤田君、大塩平八郎の子孫であった可愛い大塩さん、また色が白いのに毛深い毛を気にしていた小熊さん、丸顔で目のくりくりした米屋の堀江さん。
 これがだいたい私の仲間であった。
 昼になると研究所内の喫茶「瑠樹」で80円の研究所ランチを食いながら、青臭い芸術論に華が咲くのである。

 ああ、懐かしい・・・や。

 写真はその頃大道で詩集を売る私です。「魂より始めよ」は良きにしろ、悪しきにしろ、私の性分なのでしょう(笑)尚、詩集は志集とした記憶あり。


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