|
2006/05/15(月)
力あるものは力を、技あるものは技を・・
|
|
|
「生きているか、死んでいるか」これはハムレットの有名な言葉である。しかし、ドイツの原語では「存在するか、しないか」とも訳されぬこともない。
過日、アルツハイマーの「老人ホーム」と大阪城のホームレスを慰問して上記のことを想起した。
ホームレスの人やアルツハイマーの老人、ニートたちは社会から存在しないで、ただ、生きているだけのことになるのだろうか。いや、そうではない。
普遍すれば一般社会人も「会社」の効率主義に磨り潰され、「己の存在感」も希薄であろうし、己の生きている、というより「存在感」を強く意識する事は希薄である。
とにかくホームレスに「自立する力」を与えるのが一番だと思い、私の描いた絵を置いてきた。彼らに売ってもらうのである。
「老人ホーム」には「白黒のスターの似顔絵」をおいてきて、ここに塗り絵をして貰うのである。絵の道具が少なく取り合いになったが、少しはヒポクラテス顔貌は薄らいでいたね。
金あるものは金を、力あるものは力を、技あるものは技いうわけで私が描いた老人の似顔絵で・・・・す。
貴方も必ず、老人になりますよ・・・・・
|
|
|
|