美観地区から大道絵師のメッセージです。
箱の中でいくら立派な芸術活動しょうと、学ぼうと何等、この病的社会には不毛である。
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2006年11月
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2006/11/29(水) 子供の「いじめ」は大人の反映である。
豊かな時代(反対に心が貧しく)になって、安全と衣食住は当然のようになり、ますます過保護化が進んでいます。故に今なお、「変わった人はいじめていい。排除していい」という意識は根強く残っています。

  町から各種団体、会社、PTA、町内会、井戸端会議、公園デビュー、ブランド品志向と人間が集まるところでは、どこでも「皆と違うと、仲間外れにされる」という意識に縛られてます。

  今問題になっている子供のいじめも、大人の村八分社会の反映です。「いじめ」の問題を検討する会議が、すでに「いじめ」の体質をもってはいませんか。

  たとえ10人でも、会議室の椅子に座って委員会を始めると、その席では変わったことは言えません。言えば、無視されたり排除されます。

  このように、私たちが無意識にしている大人の社会の物事の決定方法が、「いじめ」の構造ではないのですか。根回しをもとにした満場一致や会社の窓際族という解決法などは、まさに「いじめ」の手本でしょう。

  社会に原因があるのに、解決を子供に求めることは残酷きわまりないことではないでしょうか。

  解決のためには、一人一人の大人が、「自分を守るために、皆と同じであろうとしてこなかったか」、「今なお、人間の価値を社会の評価で決めていないか」と振り返る必要があるのではないでしょうか。
 こりゃ、マイッタ。ワハハハハっ・・・

          大道に顔絵師・談


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