美観地区から大道絵師のメッセージです。
箱の中でいくら立派な芸術活動しょうと、学ぼうと何等、この病的社会には不毛である。
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2006/11/24(金) もう他人に親切は出来ないのか?
 過日、こちらのスーパーで駐車車に荷物が置き忘れていた。
スーパーで買い物して、慌てておられたのであろう、荷物を積まず走り去った。私はスーパーに持っていくと、隣の派出所に持っていってください、と言う。派出所に行くとお回りさんはおらずそのまま帰ってくると、しばらくすると派出所より電話がかかってきた。「是非、来てください」というので仕事忙しい中いくと私の身分調べである。それが約二時間、その後、私の家まできて調べていく。ああ、また俺の親切癖がこういう結果になるのは毎度のことである。
 やはり、前に倉敷駅地下で一人の女学生を三人の女学生が取り囲み殴り、足蹴りしているので「こりゃ、一人の子を三人でいじめてはいけないじゃないか」と止めに入った。すると数日後、私の家に電話がかかってきた。「子供の喧嘩に大人が口出しするな」と言う苛めたほうの親からである。それからズーと嫌がらせ電話の応酬である。その家は火事て焼けてやっと収まったという訳だ。
 そうその火事も私の家に逃げ込んできた家庭内暴力の子が何処でひらってきたのか布団が玄関横においてあった。この子は両親も医者も警察も見離している札付きの子であった。「布団などひらってきては駄目ではないか。誰か亡くなった人のものかも知れんぞ」といっても知らん顔である。
 そんなある日、私が美観地区で仕事をしていると知り合いの人が「大変だよ、ちもとさんの家が火事だよ」と言う。冗談だろうと思ってかえると丸焼けだ。おかしいな、タバコの火も植木に水をやった残り水でたっぷり消しているのに・・・・そこでフト、思ったのは隣の寮の人が出勤するとき、私の庭にタバコを投げ捨てることをである。そのタバコが置いてあった布団に火がついたと今でも確信している。
 やはり火事のいく前、私の庭に桜の木が二・三本あった。そこはローソンに近く、未成年の若者たちが深夜、酒を買ってきてラジカセでおお騒ぎするのである。私は「若い者はいいですなー」といいつつも朝、散乱した酒ビンや食い残りのものを整理するのが常であった。そんなある日、私の携帯のプリペイドカードが切れたのでそのローソンに買いにいって「私にはわからないから、入れておいてね」といって帰って電話すると入っていない。こういうのは度々で苦々しく思っていた矢先、ちょうどローソンの事務所が開いていたので、酒の勢いもあったが責任者に一言いって置いた方がいいだろう、と思って入ると中年の男が一人いた。「あのうですね、隣の者ですがお宅で買ったものがいつも庭に散乱・・・」そこまで言うと私を無視して電話を取り上げるのである。その時、私はもう頭が切れ、二・三発殴っていた。結果、警察署だ。その警察が調書間違って書いてあったので破ったのがいけなかった。何でも「公文書破棄罪」というのがあって罪が重いらしい。気がつくとアル中病院に入れられていたよ。おかげて酒をやめられたがどうも胸の中がスッキリしない。
 以後、相変わらず、困っている人を見ると放っておけない性格なので、前のようにしているが、「親切者は馬鹿を見る時代なのだろうか」と疑問に思っている。
 「親切は社会を結びつけている黄金の鎖である。」という諺が通用しない世の中なのだろうか。



 


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