美観地区から大道絵師のメッセージです。
箱の中でいくら立派な芸術活動しょうと、学ぼうと何等、この病的社会には不毛である。
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2006年11月
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2006/11/16(木) お遍路の効用・・・
遍路の効用

 まず何より苦労して歩きます。
 苦労すればするほど、人の心のいたみがわかり、人にやさしくなる。荒行の意味が少し理解できるようになる。道を尋ねるとき、教えてくれた人々の底抜けに明るい笑顔に癒される。
へんろ道で迷ってから、道しるべの有り難さが見にしみて分かる。道しるべの一つ一つに、”ありがとう”感謝するようになれる。

「お布施」
 坊さんにお金を差し上げる事と誤解している方がいる。
「お布施とは、自分の物欲を捨てさせていただくこと」。悩みの原因である「物」に対する執着心を捨てさせることである。恵むことではない。
  ブランド品、骨とう品に心を奪われる人は、これら物品に悩まされる。だまされた、あれが欲しい。手に入れるために借金して人生を狂わせた。
 高価なものを傷つけられて価値が下がってしまった・・・持っていなければ怒らないですんだのに、持っていたが為に、腹を立てずにいられなくなってしまう。それでストレスがたまり、命を縮めることになる。ばかばかしいとは思いませんか。この心を捨てさせてもらうのが「布施」をするという行為である。
 
 人間、必要最低限度の物しか持たない人は悩まない。悩む原因となる物を持たないから。
お金に執着心が強い人は、お金で悩む。お金を捨て去れば悩まないですむ。だからお布施という形で、お金を捨てさせて頂く。お坊さんにお金を貰っていただくのである。これがお金のお布施である。
   へんろを体験すると、人生に必要なものはわずかであるということが分かる。
今生きるのに必要なものだけでよい。不要な荷物は一切持たない。どんどん捨てていく。何が必要で何が不要かが分かってくる。
 だから生きるのに必要のない悩みはいつでも捨て去ることが出来るようになる。生きるためにプラスになる考えに徹するようになる。という事を倉敷の先達さんから聞きました。

 きしくも今日は七・五・三で親達は子供に晴れ着を着せ、写真を撮り、五万円もかかりました、とある両親はテレビで言ってましたが、私には何か空疎な思いが拭えませんでした。

 11月18日 観龍寺駐車所午前八時半、ハイキング姿、手弁当用意して集まってください。いじめっ子、いじめられっ子、美観地区落書きした子、家庭内暴力の子、登校拒否児、ニート、悲しい人、淋しい人、道は険しいが、先達さん達が慈しみで先導してくださりますよ。
 そして何より目的を達成した充実感か味わえます・・・。


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