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2010/02/23(火)
ヒーリングの質問
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マイミクの方からメールをいただきました。
とても重要な問題を含んでいるので
紹介させてもらいます。
> こんばんは。
>
> 「自分が調子悪い時に人にヒーリングすると
> 悪いエネルギーも一緒に送ってしまうので、
> ヒーラーは調子悪い時に人にヒーリングしないのが常識だ」
> と言う人がいます。
>
> 確かに、ほんとにぼろぼろなくらい調子悪かったら
> 悪いものも相手に送っちゃいそうだけど、
> 私は自分が具合悪くても人にヒーリングする人の方が
> 尊敬できるし、そういう人について行きたいと思います。
>
> エナジーコバ＠さんも
> 「レイキは自分も他人も癒すから、
> 風邪気味の時に人にヒーリングすると治っちゃいます」
> って言っていたし。
>
> だいたい、年中すごく調子いいヒーラーなんて
> 世の中に何人いるのかなと思っちゃいます。
>
> 自分が病気になってからの方が
> 人の幸せを願えるようになって、
> 何かしたいと思う人もいるかもしれないし…。
>
>
> でも、自分や周りの悪いエネルギーが
> 知らず知らすのうちに人に届いてたら、
> それはそれで怖いです。
>
> 人にヒーリングする時は、
> 「その人に必要な光の存在のエネルギーが届く」って
> 宣言してますが、この方法なら調子悪い時でも
> いいエネルギーだけを届けることができますか？
>
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返事：
昔、明治時代の始めごろ、
写真を撮られると、いっしょに魂が吸い取られて
寿命が縮むと信じている人が、たくさんいたそうです。
３人で写真を撮ると、真ん中の人が早死にするとか。
だから、現代でも
老人や病人に触られると、エネルギーを吸い取られるとか
邪気や、老い、穢れが移るとか信じている人も
いるかも知れません。
この「穢れ」という思想は根が深く
日本人の潜在意識に今でもあるのかも。
強迫神経症に「不潔嫌悪」というものがあり
たとえば、地下鉄の吊り輪など、不特定の人の触る物や
場所に、触れない人もいます。
茶道などで、苦茶というのは同じ茶碗を
回しのみしますが、人の口を付けたお茶を
飲めない人がいて、当然です。
これは、感覚的な嫌悪なので
議論したり説得することはできません。
逆に、親しい人や、家族と同じ鍋に箸を付けて
食事をすることもありますし、
スーパー銭湯などで、平気で同じ湯船に
知らない他人が入りますね。
銭湯の足拭きマットで水虫が移ると怖いですよ。
ヒーリングというのは、おサルの蚤取りのような
グルーミングの側面があります。
愛情の交流です。
人間に触ると、被るとか邪気が移ると信じている人は
想いが実体化して、そのとうりに実現するので
ヒーリングは向いていないのではないでしょうか。
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以下は補足です。
熱力学の法則ですが、
エントロピーの法則というものがあります。
エントロピーとは無秩序の度合いを表す言葉です。
熱というのは、分子が高速で運動している状態で、
その運動は、周りに伝播するうちに衰減し
エネルギーは公散し、すべてが均一化していきます。
熱いお茶を冷たいコップにくっつけておくと
熱が、容器を通じて水に伝わり
お湯と水の温度は同じになります。
これは、唯物論の物理学の法則です。
オカルトの世界では
宇宙エネルギーとか、生命エネルギーとか
オーラ、気、パワーなどと、
いいますが、
物理的なエネルギーではありません。
熱力学に従うことはありません。
エントロピーの増大、熱力学的死は
物質には現実ですが
われわれ生命体は、その反対の存在です。
逆に、水に生命エネルギーを放射すると
エントロピーの減少が起こります。
ここは、
とても重要なポイントです。
レイキの試験にでます。
（嘘です。）
wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%B1%E5%8A%9B%E5%AD%A6%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E6%B3%95%E5%89%87
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