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2008/01/10(木)
ベオウルフ
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★★☆2.5/5 公開中
監督・製作:ロバート・ゼメキス 脚本・製作総指揮:ニール・ゲイマン / ロジャー・アバリー 製作:スティーブ・スターキー / ジャック・ラプケ キャスト:レイ・ウィンストン アンジェリーナ・ジョリー
CGアニメは、アニメという域を越え、もはや、人間に近いクオリティで作品化されている。その先端を行くのが、本作であろうか。 魔物に脅かされる町をベオウルフと呼ばれる勇者が救い、一国を築きあげる。だが、かつて倒したはずの魔物にベオウルフは自らの罪から再び襲われることになっていく。 因果応報という古典的なストーリーだが、それを最新のCGで作り上げているミスマッチ感がおもしろい。本当の人間かアニメか見間違えるくらいクオリティは素晴らしい。ラストの魔物との戦闘シーンは圧巻。 このさき、役者はCGデータになり、フィルムの中で描かれるのかと技術の躍進には驚かされる。 息遣い、肌の質感、などはもう一歩だが、あと数年すれば完璧なものになってもおかしくない。 今はCGの明るい未来を想像するが、笑えない話しになる不安もある。実際の人間がいらなくなり、データ化されたデジタルアクターだけになる映画界はやや怖い。 やっぱりCGはCGで人間は人間で映画は共存したものこそ、明るい映画界の未来。ストーリーは昔話なんで評価は低い反面、CGは高いから星は半分であります。
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