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2007/03/13(火)
アルゼンチンババア
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オンライン試写会先行批評 3/24公開 ★★☆2.5/5 監督 : 長尾直樹 原作 : よしもとばなな 出演 : 役所広司 、 鈴木京香 、 堀北真希
ヤフーのオンライン試写会が一発当選したので即観賞。 よしもとばななワールドというか、ほんわかなノリの作品。 最愛の妻を亡くし、ショックで町の外れに建つ風変わりなボロ洋館の主の、これまた風変わりな中年女(町のみんなからは、タンゴを踊る事からアルゼンチンババアと呼ばれている)と恋に落ちてしまう男。娘はそんな、父親をなんとか素面に戻そうと、叔母さんや町の知り合いと悪戦苦闘。やがて、アルゼンチンババアの素性や父親の妻の死からの戸惑いの理由があきらかになっていくのだが、、。
う〜ん! 鈴木京香がキレイで、ババアじゃないなぁ。 もろにカツラとわかる白髪頭も、なんとなくお洒落な服装も、ちっともババアらしくないじゃない。 これ、ババアという面なら、キャラとして成立している室井滋とか、柴田理恵とかが、ハマルのですが、そーじゃないんですね。
ネーミングイメージなわけで、実際はすごく、キレイな心を持った素敵な女性なのですね。また、映画上、キレイな女優さんが少し変わった風体なら絵になるしね。 まんま、ババアなら、恋に落ちる夫役の役所広司は逃げます。
最愛の妻の死により、心さ迷う男を包む女の愛。 それが理解できない娘の純情。 このあたり、よくあるメロドラマなんで、中盤まで、ババアのイメージ違いやらも重なり、ヤバイ空気が頭を駆け巡りましたが、ラスト付近から、展開があり、最後はほろっとしちゃうくらいに、あったかい映画になってました。
全体的には普通に見れ、悪く言えば、DVDでもいいかなぁ。 すべてはキャスティングに問題はないけど、メーミングイメージとのギャップに苦しめられた感じからなんですがね。 嫌われ松子の中谷さんの人生に転落した松子のデカダンスな風体には、さすがに敵わないっす。
アルゼンチンババア公式サイト⇒http://rd.search.goo.ne.jp/click?DEST=http%3A%2F%2Fwww.arubaba.com%2F&no=1
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