映画日記‐管理人は見た!‐
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2007年2月
前の月 次の月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28      
最新の絵日記ダイジェスト
2008/05/15 ゾンビ3D
2008/04/18 クローバーフィールド HAKAISHA
2008/03/07 ALWAYS続三丁目の夕日
2008/03/06 ラブソングができるまで
2008/03/05 ノーカントリー

直接移動: 20085 4 3 2 1 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200611 10 9 8 7 6 4 3 2 1 月  200512 月 

2007/02/04(日) グエムル−漢江の怪物−
★★★3/5
監督: ポン・ジュノ
出演: ソン・ガンホ, ピョン・ヒョボン

昨年度の韓国映画の興行収入はトップクラスのビッグタイトルだったが、日本ではイマイチな本作。

怪物のVFXにはロードオブザ リングのスタッフが絡んでるだけあって、デキは良い。
サバと山椒魚の合体みたいなものだが、なんせ、よく動く。ゴジラとかとはスケールが違い、コンボイ二台くらいのスケールも、リアルな怪物のようで良かった。主演のソン ガンホ氏も得意のおとぼけキャラクターが冴えていてなかなか。
と、これが目立つ誉めのポイントならば、表裏一体で失敗な部分でもあるのだ。
あまりにもこの怪物とソン氏がお笑いテイストがありすぎる。
サバと山椒魚のくせにスピーディであり、怪物誕生の因果もなんかの研究所からの廃棄した薬品からの異常生態からの巨大変異という、古臭い展開だし、だからってそれが原因なんて究明もされず。漢江に現れた怪物に娘をさらわれた父親のソン氏、それの復讐にお供する祖父、叔父、叔母なんだが、国をあげて怪物退治してるのに、怪物ときたらほとんどソン氏家族の前にしか現れない理不尽。
最後なんか、ジョーズのラストかよ!てなもん。

家族愛をうたってるようで、全体的に不思議な怪物とおとぼけソン氏に食われすぎた結果、メッセージが伝わりづらいようだ。
どうせなら、お笑いでカテゴライズして公開した形が好ましい。
ソン氏は大好きだし、彼の持ち味は出せてるのに、まとまりの悪さが、災いしてしまったのが惜しい。
だが、売れた作品故に、けして、つまらないわけじゃないんで、終りまで飽きさせませんからご安心。
期待したわりに、満腹まで届かない感じでした。

DVDはアマゾン⇒http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B0%E3%82%A8%E3%83%A0%E3%83%AB-%E6%BC%A2%E6%B1%9F%E3%81%AE%E6%80%AA%E7%89%A9-%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%9B/dp/B000JJ5FZW


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.