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2007/12/08(土)
大日本人
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★★★☆3.5/5 監督: 松本人志 出演: 神木隆之介, 竹内力
松本人志監督作品の劇場公開第一作。あえて、ダウンタウンの・・は書かないくらい、松本氏の笑いのセンスの有名ぶりは周知のとーりで、もはやダウンタウンは別物で、松本でわかる。そんな氏の笑いは映画に活かされたか!? 結論からすると私は満足。氏の笑いを好きな方には納得の出来だったはず。 大佐藤という電流を大量に体に流すことで巨大化するヒーローの末裔が監督である松本氏の役。獣(じゅうと読む)という怪獣退治に国から要請をもらい退治にゆく家業。 そんな立派な仕事も時代の流れで、アメリカの力や自衛隊の力で処理を支持する風潮に。 もはや、妻子にも逃げられ、先代は認知症、国民にはけむたがられる孤独なヒーローに明日は来るのか!? 獣とのバトルシーンはフルCGで無駄に出来映えはいいのも笑いがいある。 賛否両論のラストの獣とのバトルが急に実写化の流れは、一見、投げやりなオチのようだが、そこが松本イズムといえば、そうなのだ。滑稽でチープな日米関係を表現するには、あれくらい馬鹿馬鹿しい設定で正解。松本イズムに乗れなければナメたオチだけど、わかる人にはわかる作品。 万人ウケより、マニアックな層を狙ったスタイルは貫き通して今後とも監督に精を出してほしいですね。
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