映画日記‐管理人は見た！‐

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最新の絵日記ダイジェスト

2008/05/15		ゾンビ3Ｄ
2008/04/18		クローバーフィールド HAKAISHA
2008/03/07		ＡＬＷＡＹＳ続三丁目の夕日
2008/03/06		ラブソングができるまで
2008/03/05		ノーカントリー

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	2007/10/16(火) シャーロットの贈り物

★★★★4/5
出演: ダコタ・ファニング, ジュリア・ロバーツ, ドミニク・スコット・ケイ, スティーブ・ブシェミ, ロバート・レッドフォード
監督: ゲイリー・ウィニック

アメリカの有名な童話が原作。生れた際に小柄な為に間引きされそうになった豚のウィルビーだが、牧場の娘によって救われ、なんとか厩舎で馬や牛や羊らと共に暮らすことになる。やがて、その厩舎に住むメス蜘蛛のシャーロットと友達になる。かたや冬にはハムになる運命を背負う豚、かたや見かけから気味悪がられる蜘蛛であったが、お互いそんな自分たちを認め合い、助け合いながら友情を育んでいく。いよいよハムになる冬が近付き、ウィルビーは悩みはじめるが、そんな友達を見てシャーロットはウィルビーをたすける為に一肌脱ぐ。果たしてウィルビーはたすかり、二人はシアワセに暮らせるのだろうか。

弱いもの、傷ついたもの同士、力を合わせて生きていく人間愛がベースとなるあたり、古きよきアメリカを感じさせるんですねぇ。
また、自己犠牲という人への思いやりの部分も印象に残り、今やなくなりつつある現代には、警鐘的にも見えます。
子供だましと軽く見てましたが、泣かせます。
何か大切な気持ちを呼び覚ますような素敵なメルヘンであります。

DVDはアマゾン⇒http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%AE%E3%81%8A%E3%81%8F%E3%82%8A%E3%82%82%E3%81%AE-%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-%E3%83%80%E3%82%B3%E3%82%BF%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0/dp/B000LPS2CW

	2007/10/15(月) ローグアサシン

★★★★4／5
公開中
フィリップ・G・アトウェル監督
出演：ジェット・リー、ジェイソン・ステイサム、ジョン・ローン

日本に対する海外の視点。北野監督やジャパニメーションの反映は最近じゃ効果もあって、勘違いなイメージは払拭されたんだと勝手に思ってましたが、本作を見て見事に覆されました。
かつてブラックレインというマイケルダグラスと高倉健のダブル主演の大阪を舞台にしたヤクザ映画がありましたが、90年代製作のあの作品でさえ、変な大阪を醸しだし、インパクトありました。工場へ出勤する労務者が中国人よろしく、全員チャリンコであったり、それはそれはツッコミどこ満載なんでしたが、2007年にもなる現代でも、それ以上のおかしな日本視点はローグアサシンでは横行されているわけです。
かつての相棒を事件を追うさなか、謎の殺し屋ローグ（ジェットリー）に殺された刑事（ジェイソンステイサム）。残された刑事はローグを追跡し、数年の時がたつ。いつしか町ではアジア系マフィアと日本ヤクザの抗争が繰り広げられていた。その抗争の中で、ローグも復活する。
アジア側や日本側につき両者を嘲笑うかの如く翻弄するローグ。事件の進行と共に刑事もローグを追い詰めていくのだが、抗争は拡大し、日本からは、ついに親分シローが渡米していく。ローグは？抗争は？果たして物語はどのような結末になるか！？

変な日本視点は全体的に各所にあり、是非！鑑賞して笑ってください。
序盤はそんな感じで笑いに包まれますが、あなどるなかれ、ラストに大どんでん返しが見応えあります。
日本からは石橋陵、ケインコスギが見参です。誰も期待しなそうな2007秋映画の本作ですが、ダークホースですんでオススメです。ジェイソンステイサムの日本語も下手くそで震えた！

公式HP　http://www.rogue-assassin.com/

	2007/10/09(火) 幸福な食卓

★★★★★パーフェクト！！
監督：小松隆志
原作：瀬尾まいこ
音楽：小林武史
出演：北乃きい、勝地涼、平岡祐太、羽場裕一、石田ゆり子

Mr.Childrenの名曲『くるみ』がアレンジされてエンディングテーマに使用されるくらいしか話題性はなかったし、興味もさしてなし。
だったんだが～
ヤラレタ♪
久々に良い映画に出会えた気がしますわ。
嫌われ松子以来の邦画のクリティカルヒット！！号泣とか感動とかじゃなく、爽やかな気持ちと元気をくれる作品ですね。

長野の郊外の町を舞台に、父、母、兄と主人公の女の子の四人家族を中心に、それぞれの生き方や悩みなどを気取らず、等身大にストーリー展開していく。
父は父であることをやめる。冒頭、そんな奇妙な父の宣言により、母のでていった3人だけの寂しい朝の食卓は一層に空虚な流れに・・・何故にそんな食卓になっていったかは鑑賞して理解し、見てほしいが、この理由はまた、見ている私たちにも身近で痛感できる。手探りでだれもが迷いながらも日々を生きている。
ただ、生きることへ迷いがあったとしても、その自分を支えるものさえ見失わなければ、明日はやってくる。そんな希望を疲れた心に癒してくれる本作。主演の北乃きいさん他キャスティングも魅力あり、なんといっても、エンディングのロングショットは印象深いので、是非、最後までじっくりご覧あれ。
アメリじゃゃないが、なんともシアワセになれる映画！迷わず満点！！

DVDはアマゾン⇒http://www.amazon.co.jp/%E5%B9%B8%E7%A6%8F%E3%81%AA%E9%A3%9F%E5%8D%93-%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-%E5%8C%97%E4%B9%83%E3%81%8D%E3%81%84-%E5%8B%9D%E5%9C%B0-%E6%B6%BC-%E5%B9%B3%E5%B2%A1%E7%A5%90%E5%A4%AA-%E3%81%95%E3%81%8F%E3%82%89-%E7%BE%BD%E5%A0%B4%E8%A3%95%E4%B8%80-%E7%9F%B3%E7%94%B0%E3%82%86%E3%82%8A%E5%AD%90/dp/B000PIT0S0/ref=pd_bbs_sr_1/250-2179053-8813838?ie=UTF8&s=dvd&qid=1191906186&sr=8-1