映画日記‐管理人は見た!‐
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2006/09/07(木) 1リットルの涙
★★★★4/5
出演: 大西麻恵, かとうかずこ, 鳥居かほり, 芦川よしみ
監督: 岡村力

なかなか人気作品で、ようやく観賞できた。
世界の中心・・・から続く難病をテーマにした作品は多い昨今。
こういうテーマは映画であれば特に本などと違い、より、リアルに感じられるものと思い、けしてお涙頂戴なんて軽視はできない。
難病をテーマにしたどの作品も全体的に世の中には、生きたくても生きれない命があることを忘れてはならないことを実感するのだが、こと、本作品はドキュメント性が高く、真摯に難病や命についてメッセージを伝えた感じがしました。
派手な演出を控えた面もそうですが、主人公の女性の視点が嘘のない、若い女性らしい悩みも入って、本当に現実的に胸に響きます。例えば、恋愛。
入院先の看護士の男性に片思いするんですが、自分への看護士の愛は、あくまで患者への献身的な形と知り傷つくこと。
どんなに障害があろうと、恋もするし、失恋もする。生きていることは、病以上に辛い事もある。
それでも希望を捨てずに生きる姿には、五体満足に暮らす自分など生きる意味の反省にもなりました。

映画という視点にしぼると、ドキュメント的な作品として見ると良いですが、演出指向を求めての観賞なら、やや盛り上がりには欠けるかも。
ただ、本来はこのテーマの作品はこうあるべきなはず。嘘のないメッセージの先には演出よりもドキュメンタリ性の正確さが求められるはずですから。
個人的には、星5。
映画全般の評価を取り入れて4としました。

DVDはアマゾン⇒http://www.amazon.co.jp/1%30ea%30c3%30c8%30eb%306e%6d99/dp/B000BUN0P6/sr=1-2/qid=1157592059/ref=sr_1_2/250-0229615-7732256?ie=UTF8&s=dvd


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