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2006/09/10(日)
X-MEN:ファイナル ディシジョン
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★★★☆3.5/5 公開中 監督ブレッド・ラトナー 出演ヒュー・ジャックマン ハル・ベリー ファムケ・ヤンセン アンナ・パキン イアン・マッケラン ラストを飾るにふさわしい絢爛豪華さ!にはちと、欠けるものの、ハリウッドコミック映画化ブーム作品の中じゃ完成度は高い。
ただ単にコスプレさせて、CG使ってワーワーギャーギャーした作品が多い中、あっ、サイキック4のことです(笑
特殊な遺伝子によって生まれ、特殊な能力を持ち、悪と戦うまではどの作品にも流れるヒーローストーリー。 そこで、このXMENシリーズは、ここにミュータントの苦悩も入っているとこが、ストーリーに厚みを加えている。 ミュータントの差別・能力の扱い方への苦悩・ミュータント同士の軋轢などなど、なにかヒーローなんだが、けして強いだけでイメージづけず、そこは人間と同じように弱さもあることをシリーズ通して感じられたりするのが他との突出した違いか。XMENとはそういったミュータントの秘密結社みたいなもの。
他の作品では、デアデビルとかは、まるっきり人間だけど、そんな盲目のヒーローとしての苦悩がうまく描かれているので、こちらも参考にするといいかも。
さて、最終章と銘打っただけあり、今回はミュータントVSミュータントあり、VS人間ありとてんこ盛り。 ストーリーは、ミュータントを人間に戻すワクチンが開発され、そのワクチンを中心に自ら人間に戻りたい者・反対にミュータントの差別と思う者とにミュータント同士においても分かれる展開に。 時同じくして、XMENメンバーで前回死んだはずのメンバーが奇跡的に自分の潜在能力を使い復活を遂げるのだが、復活した者はすでに自分で自分をコントロールできないくらいにパワーを再生してしまっていた。 これに目をつけたワクチン反対派がこのパワーを利用し、人間に復讐をしようと企てる。 物語は、XMENと反対派のミュータントの激突に向かっていく・・・
さすが、3作目ですから、特に今までよりテンポはGOOD! 中だるみなしで、サクサク見れますし、120分に満たないので、サーット見れるし、見ごたえもありでした。 おバカ映画の部類ではありますが、なんせ漫画の実写だから、そこは問題外なとこ。 インデペンデンスデイとか本気で作って、内容はおバカがその部類ですから。 ということで、悪くないです。 おススメはジャガーマンとう荒くれミュータントが出ますが、どう見てもダンボールつけた相撲取りのよな間抜けキャラなんで、笑ってください。 X-MEN:ファイナル ディシジョン公式サイト http://movies.foxjapan.com/x-menfinal/
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