映画日記‐管理人は見た!‐
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2006年9月
前の月 次の月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新の絵日記ダイジェスト
2008/05/15 ゾンビ3D
2008/04/18 クローバーフィールド HAKAISHA
2008/03/07 ALWAYS続三丁目の夕日
2008/03/06 ラブソングができるまで
2008/03/05 ノーカントリー

直接移動: 20085 4 3 2 1 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200611 10 9 8 7 6 4 3 2 1 月  200512 月 

2006/09/21(木) 魁!!クロマティ高校 THEMOVIE
★★★☆3.5/5
出演: 須賀貴匡, 虎牙光揮
監督: 山口雄大

ホムペのリンクにもある映画君の毎日でいつぞやかご紹介があり、いつかと思い機会があって観賞できた。
すきだなぁ。
シュールな笑いと映画君も感想で書いてたように、Mr.BOO的なテンポが見ていて飽きない。
原作は評判は聞いていて、アニメDVDもレンタル屋で気にはなってた。
そうこうしてるうちに映画になってしまった。
こりゃ、原作からのファンも納得じゃないかなぁ。
原作知らない者が笑えるんだしな。
クロマティ高校という超おバカ高校に間違って入学してしまったド真面目な主人公。彼は腐敗したクロマティ高校を改革しようと立ち上がり、どーでもいい仲間たちとしょ〜もない活動をはじめる。時同じくして、宇宙からクロマティ高校に地球乗っ取りを企てる宇宙猿人ゴリーと手下のラーがやってきた!クロマティ高校の未来はいかに!?

と説明しているこっちも馬鹿馬鹿しい内容と改めて納得。だから、いいんだ。
コメディーに常識は不要。こーいったとことんおバカな映画こそ、一つのれっきとしたコメディーだろう。
地獄甲子園からはじまる映画化無駄いや、不可能とされたギャグ漫画の実写化は今回更にクロマティ高校のデキから、凄まじい進化をとげていっている。
最近、笑ってないならば、限りなくおバカを探究している努力と汗の結晶を、柿ピーでもつまんでニンマリと笑ってみてはどうか?

DVDはアマゾン↓http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000ADD52W/sr=1-2/qid=1158817601/ref=sr_1_2/250-8995887-7045050?ie=UTF8&s=dvd

2006/09/10(日) X-MEN:ファイナル ディシジョン
★★★☆3.5/5
公開中
監督ブレッド・ラトナー
出演ヒュー・ジャックマン ハル・ベリー ファムケ・ヤンセン
  アンナ・パキン イアン・マッケラン
ラストを飾るにふさわしい絢爛豪華さ!にはちと、欠けるものの、ハリウッドコミック映画化ブーム作品の中じゃ完成度は高い。

ただ単にコスプレさせて、CG使ってワーワーギャーギャーした作品が多い中、あっ、サイキック4のことです(笑

特殊な遺伝子によって生まれ、特殊な能力を持ち、悪と戦うまではどの作品にも流れるヒーローストーリー。
そこで、このXMENシリーズは、ここにミュータントの苦悩も入っているとこが、ストーリーに厚みを加えている。
ミュータントの差別・能力の扱い方への苦悩・ミュータント同士の軋轢などなど、なにかヒーローなんだが、けして強いだけでイメージづけず、そこは人間と同じように弱さもあることをシリーズ通して感じられたりするのが他との突出した違いか。XMENとはそういったミュータントの秘密結社みたいなもの。

他の作品では、デアデビルとかは、まるっきり人間だけど、そんな盲目のヒーローとしての苦悩がうまく描かれているので、こちらも参考にするといいかも。

さて、最終章と銘打っただけあり、今回はミュータントVSミュータントあり、VS人間ありとてんこ盛り。
ストーリーは、ミュータントを人間に戻すワクチンが開発され、そのワクチンを中心に自ら人間に戻りたい者・反対にミュータントの差別と思う者とにミュータント同士においても分かれる展開に。
時同じくして、XMENメンバーで前回死んだはずのメンバーが奇跡的に自分の潜在能力を使い復活を遂げるのだが、復活した者はすでに自分で自分をコントロールできないくらいにパワーを再生してしまっていた。
これに目をつけたワクチン反対派がこのパワーを利用し、人間に復讐をしようと企てる。
物語は、XMENと反対派のミュータントの激突に向かっていく・・・

さすが、3作目ですから、特に今までよりテンポはGOOD!
中だるみなしで、サクサク見れますし、120分に満たないので、サーット見れるし、見ごたえもありでした。
 
おバカ映画の部類ではありますが、なんせ漫画の実写だから、そこは問題外なとこ。
インデペンデンスデイとか本気で作って、内容はおバカがその部類ですから。
ということで、悪くないです。
おススメはジャガーマンとう荒くれミュータントが出ますが、どう見てもダンボールつけた相撲取りのよな間抜けキャラなんで、笑ってください。
X-MEN:ファイナル ディシジョン公式サイト
http://movies.foxjapan.com/x-menfinal/

2006/09/09(土) 輪廻
★★2/5
出演: 優香, 香里奈, 椎名桔平, 杉本哲太, 小栗旬
監督: 清水崇

清水監督作だけに〜期待していたんだけれど・・・
おいおい、JUONで全米揺るがした勢いは何処・・

辛口BBSまで行かなくても、わざわざ映画化するにはなぁ。
テーマも惨殺事件のあったホテルにまつわる呪いって・・・もう富士急ハイランドのお化け屋敷にもなさそうなホラーストーリーだったし。

冒頭からボロクソに書いてますが、それだけ清水監督はJホラーの王様ってくらい期待してる監督ゆえですのであしからず。

清水監督の独特な陰鬱な雰囲気は全編に感じられ、ポイント、ポイントに驚かしもあるんですが、ん・・・・・あんまり恐くない(苦笑

下手すると二時間ドラマでテレビサイズかも。
内容・恐さが非常に安っぽかった。
呪怨のように練りこまれたストーリーと比べると、パッと出のアイデアから絵コンテをそのまま使用したようなもんなんです。

どうしても呪怨のあの恐さを期待してしまうからなのか、新鮮味が感じられないんですよ。
私、唯一恐かったのはお化けじゃない。
最後に発狂する優香の顔ですから(汗
リング2の深田恭子の死に顔くらいインパクトあります。
ダメですね・・・
褒める点が優香の顔ってのはどうかな・・・清水監督!マジにビビらせる映画を期待していますぞ!!

DVDはアマゾン⇒http://www.amazon.co.jp/%8f2a%5efb-%30d7%30ec%30df%30a2%30e0%30fb%30a8%30c7%30a3%30b7%30e7%30f3/dp/B000FBFRSE/sr=1-1/qid=1157697820/ref=sr_1_1/503-4741468-5918315?ie=UTF8&s=dvd

2006/09/08(金) タイヨウのうた
★★★★4/5
出演 YUI、塚本高史
監督 小泉徳宏

難病ものが続きますが、本作品は、今年の夏前に公開し、ヒット。追ってドラマ化もされ、現在も人気のある作品です。
1リットルの涙の感想にも書きましたが、難病ものは、つきつめるとドキュメンタリ性の正解さ故、ドキュメント映画となること。 本作品は、これとは良い意味で対比してます。
演出の効果が随所に見られます。
XPという紫外線を受けると死に至る難病を持つ少女とサーファーの高校生のはかないラブストーリーですが、この難病の為、太陽をあびれない少女は夜しか活動をできないわけです。
そこで、夜になると駅前の広場でストリートライブをギター一本で行うのが、少女の生き甲斐であるわけです。サーファーの彼も偶然にこのストリートライブを通りがかった際に恋がはじまります。そして、難病を抱えながらも恋や歌に生きる意味を求めるていくのですが・・・
ざっとまとめましたが、このストーリーに難病を抜かせばわかりますが、高校生の爽やかラブストーリーとしても充分成立します。
そして、ストリートライブという歌の演出。
これらが見事に加わり、最後は少女の想いを込めた歌が完成。エンドロールに華を添えます。
その歌には難病と戦った少女の生きる勇気も重なりますから胸に響くわけです。演出効果がいやらしく、いかにもお涙頂戴ならば、見てる方もたまりませんが、本作品に関しては、必要不可欠な内容であり、無理がないように感じました。
そういった面で、演出の勝利といえましょうか。

難病ものの根本に流れる命の大切さは同じくですが、表現の違いということでは、一般受けしやすいなら、ドキュメンタリよりかは、入りやすい本作品は当たっただけありますね。
爽やかさの中に、命の重みを感じられる作品。

タイヨウのうた公式サイト⇒http://www.taiyonouta.jp/

2006/09/07(木) 1リットルの涙
★★★★4/5
出演: 大西麻恵, かとうかずこ, 鳥居かほり, 芦川よしみ
監督: 岡村力

なかなか人気作品で、ようやく観賞できた。
世界の中心・・・から続く難病をテーマにした作品は多い昨今。
こういうテーマは映画であれば特に本などと違い、より、リアルに感じられるものと思い、けしてお涙頂戴なんて軽視はできない。
難病をテーマにしたどの作品も全体的に世の中には、生きたくても生きれない命があることを忘れてはならないことを実感するのだが、こと、本作品はドキュメント性が高く、真摯に難病や命についてメッセージを伝えた感じがしました。
派手な演出を控えた面もそうですが、主人公の女性の視点が嘘のない、若い女性らしい悩みも入って、本当に現実的に胸に響きます。例えば、恋愛。
入院先の看護士の男性に片思いするんですが、自分への看護士の愛は、あくまで患者への献身的な形と知り傷つくこと。
どんなに障害があろうと、恋もするし、失恋もする。生きていることは、病以上に辛い事もある。
それでも希望を捨てずに生きる姿には、五体満足に暮らす自分など生きる意味の反省にもなりました。

映画という視点にしぼると、ドキュメント的な作品として見ると良いですが、演出指向を求めての観賞なら、やや盛り上がりには欠けるかも。
ただ、本来はこのテーマの作品はこうあるべきなはず。嘘のないメッセージの先には演出よりもドキュメンタリ性の正確さが求められるはずですから。
個人的には、星5。
映画全般の評価を取り入れて4としました。

DVDはアマゾン⇒http://www.amazon.co.jp/1%30ea%30c3%30c8%30eb%306e%6d99/dp/B000BUN0P6/sr=1-2/qid=1157592059/ref=sr_1_2/250-0229615-7732256?ie=UTF8&s=dvd


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.