映画日記‐管理人は見た!‐
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2006年7月
前の月 次の月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
最新の絵日記ダイジェスト
2008/05/15 ゾンビ3D
2008/04/18 クローバーフィールド HAKAISHA
2008/03/07 ALWAYS続三丁目の夕日
2008/03/06 ラブソングができるまで
2008/03/05 ノーカントリー

直接移動: 20085 4 3 2 1 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200611 10 9 8 7 6 4 3 2 1 月  200512 月 

2006/07/09(日) カーテンコール
★★★★★5/5
監督・脚本:佐々部清
プロデューサー:臼井正明
原案:秋田光彦
出演:伊藤歩、藤井隆、鶴田真由、奥貫薫、津田寛治

この作品は何気にかの3丁目の夕日と興行時期が重なったりで、同じ昭和30年代の日本をテーマにしたもので比較もされがちですね。

しかし、いや、別物ですね。
日本は日本でも下関だから(笑
じゃなくて、戦後の日本の背景や復興色の濃さよりも、当時の娯楽の王様の映画を通して、その人間模様や、在日問題までも織り交ぜているのが本作。

基本的に3丁目もこっちもすごく好きでした。
ただ、カーテンコールは佐々部監督も制作ノートに語るように、日本版のニューシネマパラダイスになればというお思いから、作品の肉付けに入っていったようで、同じく、ニューシネマ・・も大好きな自分にはもう、感涙でした。
映画ファンのスクリーンへの思いや、映画館への思いが伝わり、加えて、当時いたとされる幕間芸人(映画と映画の間のつなぎ)の人生と結びながら、ストーリーは進行していきます。
こういった映画を中心に繰り広げられるドラマは、やっぱり映画の素晴らしさが再確認できていいなぁ。
だから、映画好きの気持ちをキャッチした分としては、カーテンコールの方が好きかなと。
悲しい話だけど、最後は心あたたまる物語。
<ストーリー>
橋本香織(伊藤歩)は東京の出版社で働く25歳。あるスキャンダル記事により、福岡のタウン誌の編集部に異動を命じられてしまう。そこで目にした一通の葉書に彼女は心惹かれる。それは、「昭和30年代~40年代中頃まで下関の映画館にいた幕間芸人を探して欲しい」という投稿だった。
その映画館「みなと劇場」を訪れた彼女は、幕間芸人・安川修平(藤井隆)と彼の家族との悲しい過去、そして今も父親を心の中で求め続ける一人の女性・美里(鶴田真由)の存在を知ることになるのだった……。 この先はDVDでね!

DVDはアマゾンhttp://www.amazon.co.jp/gp/product/B000F72NV2/503-1054812-8135960?v=glance&n=561958

2006/07/06(木) スクールウォーズ-HERO-
★★★☆3.5/5
製作: 早河洋/迫本淳一
プロデューサー: 見留多佳城/橋口一成
監督: 関本邦夫 原作: 山口良治
出演: 照英/和久井映見/SAYAKA/里見浩太郎/内田朝陽/弓削智久

かつての名作ドラマのリメイク。
これ、作りものじゃない実話だから素直に泣けますねぇ。
ベタだのなんのいっても実話。
叩けば奮い立つ何かがツッパリと見捨てられた高校生たちにもある。いや、人間、そう捨てたもんじゃないということじゃないでしょうかねぇ・・やっぱり。
やればできる。
やらないだけ、一番大切なのはきっかけをあたえるチャンスと愛をあたえられたか、られないか。
その愛に偽りはないか。
ツッパリたちを殴る拳にこめられた元ラグビー全日本の熱血教師には本物の愛があったわけだ。
オチこぼれ学校のツッパリたちにラグビーを通して愛を伝えていくこの物語は、実話ならではの辛苦の過程を経て日本一のラグビー部に成長する。
そして、何度も書くけどまぎれもない本当の話。

あきらめかけたとき、この作品で喝を入れてもらうのは、いいかも。元気をもらえる1本です。
映画的な部分では、主演の昭栄さんを含め、ツッパリたちは70年代当時の学生の顔してますが、マネージャーのSAYAKAさんはどーにも現代風で・・・そこがリメイクの完全さに欠けたか。
そこらへんで・3.5あたりにしておきましたが、この話を知らないなら見て損なしと思います。
洋画なら「タイタンズを忘れない」なども合わせて見ると青春感動実話セットでGOOD!
DVDはアマゾンhttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0006UU7I4/249-0145856-0856317

2006/07/04(火) 七人の弔(とむらい)
★★★☆3.5/5

監督・脚本・出演: ダンカン
撮影: 村埜茂樹 美術: 稲付正人
音楽: 松谷卓
出演: 渡辺いっけい/高橋ひとみ/いしのようこ/山崎一/温水洋一/保積ぺぺ/有薗芳記/山田能龍/水木薫/中村友也/川原真琴/柳生みゆ/石原圭人/波田野秀斗/戸島俊季/松川真之介


サムライじゃなく、弔いだから、、(汗
ダンカン監督すごいな。
テーマも児童虐待の親たちが自分の子の臓器売買のために、おもてむきはキャンプで実は売買組織の児童買い取り計画に参加するんだから、ブラックな内容だ。しかし、まんざらありえなくもない。
これだけ児童虐待ニュースの多い時代だ。
トリッキーなこんな映画も現実にもありそう。
そんな時代にアンチテーゼともいえる本作は、ある意味、子供たちの大人への答えになっている。
偽りの愛情を都合良く押し付け、その本質さえも見失った映画の中の大人たちは、一歩間違えば大人の誰もがなりかねない因子がある。これは他人ごとじゃなく、注意しなければいけない姿だ。
北野ファミリーだから仕方ないが、シナリオ以外は、どーもオリジナリティがいまいち。やっぱ北野カラーなんですの。
だから、次回はダンカンカラーを期待したいな。
DVDはアマゾン⇒http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000CEGVJI

2006/07/03(月) カ−ズ
★★★★4/5

公開中

ピクサーアニメーションといえば、TOYStoryをはじめ数々のCGアニメの名作を送り続ける老舗。
毎回、その作品のモチーフも楽しみで、魚やヒーロー、モンスターなどバラエティ豊富だ。
さて、今回はCars!車である。車体とはよくみると種類は様々で個性豊かなもんで、これに眼をつけて表情をプラスすれば、いっぱしの役者になってしまう。
そんなピクサー流の魔法に今回も感心しますねぇ
本当、ただの車が命を感じる人間のような感じが伝わります。
新人ルーキーのレースカーのマックイーンは、五日後に迫るチャンピオン大会会場に向かう中、道に迷い地図にも掲載されない小さな村にたどり着く。
そこには、勝負や名誉につきまとわれる自分とは相反するよなスロウライフにどっぷりつかった車たちがいた。
おまけに村に入る際にスピード違反からパトカーを振り切り、失敗した結果、村の路上をめちゃめちゃにしたため、道の補整までやる始末に、、、
五日後に迫るチャンピオン大会に参加は?
村の車たちとの出会いはマックイーンに何を残すのだろうか?

まんま、人間が演じてもいいくらいのストーリーなだけに、大人も満足な作品。多少、色恋もあるから、やや幼児はつらい分、星四つというとこ。本作は結構、大人よりかもと。
吹き替えで見ましたが、田舎の町のボロレッカー車のメーター役の山口智充(ぐっさん)声はナイスでした。バカっぽい感じがいーなー。
カーズ公式サイトhttp://www.disney.co.jp/movies/cars/main.html


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.