映画日記‐管理人は見た!‐
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2006/06/10(土) この胸いっぱいの愛を
★★★★4/5

監督:塩田明彦
脚本:鈴木謙一、渡辺千穂、塩田明彦/音楽:千住 明/
撮影:喜久村徳章/照明:豊見山明長/美術:新田隆之
録音:井家眞紀夫/
VFXスーパーバイザー:浅野秀二/編集:菊池純一
出演:伊藤英明 ミムラ 勝地 涼 宮藤官九郎

幽霊モノ(黄泉がえり、星に願いを、天国の本屋etc)など死者との再会と郷愁を結びつけた作品が流行したここ数年の、まとめ的な印象。
これに世界の中心で愛を叫ぶの命の儚さをMIXさせた感じもあり、もう今までの幽霊モノの総まとめじゃないかな。
  
多少、中だるみも感じられるが、ラストはMAXに涙腺がゆるむことは間違いない。
特に宮藤勘九朗のエピソードは、他人からすれば、とてもつまらない人生の中の後悔をある告白により昇華させていくのだが、泣ける。
主人公のオチよりも泣けた。
だって、人生って、そんなものと思うような後悔は多いんだが、よくよくその一つ一つを確認すれば、意外にそんな後悔にも深い理由が存在していたりもする。

故郷である北九州は小倉に帰省する主人公は、なぜだか、1986年にタイムスリップしている。
かつて、母方の祖母の旅館に両親からあずけられ、少年時代をすごした時代。
そこには、後悔する思い出もたくさんあった。
他にも、自分と同じようにタイムスリップしたメンバーと遭遇する。また、彼らも1986年の小倉に、忘れられない後悔を残している中で、後悔の答えを見つけられるのであろうか?
そして、2006年の現代へ無事に帰還できるのであろうか・・

TBSは黄泉がえりのヒットもあって、作りがうまいなぁ。
さすが、ドラマのTBS。
幽霊モノ総集編なら、この1本で決まりでしょうか。
中だるみは、他のタイムスリップ者のエピソードの描写が弱く、主人公のエピソードが長い。
宮藤のエピソードなんか、ラストでやっとわかるくらいです。
そんなにひっぱるエピソードでもないけど、少しはね。
ちょっと強引なラストへのつなぎに1点減点でしたが、総括すると、なかなか良かったです。

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