|
2006/04/23(日)
フライ,ダディ,フライ
|
|
|
★★★3/5 製作: 坂上順/黒澤満 プロデューサー: 天野和人/國松達也/渡辺敦 監督: 成島出 原作・脚本: 金城一紀 出演: 岡田准一/堤真一/松尾敏伸/須藤元気
原作がかなり売れたようで、スピーディーに映画化。映画化しやすいなぁ。製作費がかからない内容だしなぁ。 ほとんど、V6岡田と筋肉俳優・堤の夏休み体育教室ともいえるこの映画。 内容も世間で売れたといえど、自分はひねくれものなんで、どーにもヒネリが本作品は感じられず・・ こんなことありえないと思いつつも見てしまうのは、ロッキー的な展開が好きだから・・最後まで見れた。 けしてつまらなくはない! これはいえてるが、おもしろい!とも素直には受け入れられない、あまりにもツッコミが入れたくなる作品といえばよいか。
金持ちバカボンの高校生有名ボクサー(須藤)にカラオケボックスに遊びに行っていた娘が、些細なことから、タコ殴りにされてしまい入院。怒った父(堤)に対して、あまりにもお金や権力で解決しようとする非道な高校生ボクサーの外野たち。あまりにも許せず、腹を決めて高校生ボクサーのいる学校に刃物持参で殴りこみをかけるが、まちがって違う高校へ・・そこで岡田率いる高校生グループと出会うことに。岡田は拳闘にめっぽう強く、父は高校生らのすすめもあって、ひと夏、打倒高校生ボクサーを目指し、岡田の厳しい訓練を受けていく。そして、決闘の日がやってくる・・
裁判かけろよ! 対決かい!?んなことはありえねぇ〜よ。 なのであるが、ま、エンターティメントであるから、ありです。 ありですが、ついていけない冷静な自分もいて、本作は半笑い。 いいな〜と思ったとこは、堤さんが日に日に鍛えられ、社会性やら体裁やらで取り繕った自分の余計なものを脱ぎ捨てて、自然な自分に変わるのは、体が軽くなるような感じがして、観ていて好感もてましたね。羽が生えたような。 まさにフライ,ダディ,フライかなと。 映画にするより、ドラマスケールが正しい選択だったんじゃないかな。 DVDはアマゾン⇒http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/detail/-/dvd/B000B74BK2/contents/ref=ac_cast_1_1/250-9700448-0561064
|
|
|
|