映画日記‐管理人は見た!‐
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2006/03/21(火) 子ぎつねへレン
★★★☆3.5/5
2006年
配給 : 松竹
監督 :河野圭太
出演 :大沢たかお
松雪泰子
深澤嵐

子供と動物という、いかにも感動モノ狙いにとらえがち・・なんて曲がった視点だからいけないのかもしれないですね。
映画を多く観ていくと、余計な解釈が邪魔します。
素直に楽しんで観る気持ちで観賞席に座らないと、曲がったままの見方で、終始つまらなく自分でさせてしまいますからね。
別に批評家で給金もらってるわけじゃなし、おもしろいか、つまらないか、なんて感じるままでいたいものです。

まーそんなことはいいとして、素直に観るというか、観ちゃいますね。別段、大人のキャストや子役の演技力に見入ってしまうんじゃなく、かといえ、子ぎつねのかわいさにメロメロとかでもなく、やっぱりテーマが大きい。
命の重さを感じることってのは、映画にしろなんにしろ、貴重な時間です。
そう思うと、余計な解釈なんか取っ払って、集中して楽しくみれました。
内容は、ヘレンケラーのように盲目・難聴の道に迷った子ぎつねを人間たちが、森に帰すまで看病してゆくという、いたってわかりやすいんですが、実話だから、やっぱり装飾はないから、こうなるんですね。
色んなものつけたら、実は子ぎつねは殺人犯を目撃していた!とか、子ぎつねの持ち主は西川へレン(ないない)とかね。
嘘がないって、やっぱりそーゆーことでしょうか。
弱っている命を守り、たすける。
それだけのことなんですね。
それが、本末転倒な事件が多い昨今・・こういった映画は、お決まりの感動モノとイメージされがちですが、そんな時代だからこそ、見直して、継続していってほしいジャンルですね。
正直(TT)ウルウルしてしまいましたよ。アハハ


公式サイトは⇒http://www.helen-movie.jp/kids/

2006/03/02(木) 力道山
★★★☆3.5/5
ジャンル : ヒューマン
製作年 : 2005年
製作国 : 韓国=日本
配給 : ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

これけっこう前に韓国の友人からDVDでみせてもらった。なんでこんなに日本公開が遅れたのか謎。
     
プロレスファンなら誰もが知ってる、力道山の生涯を描いた、日中合作モノ。
なんといっても、日本サイドの役者で武藤、船木、(故)橋本らがレスラー役で登場しているのは、感動!
また、昨今のALWAYS3丁目のヒットにかぶり、なつかしの昭和の風景も堪能できる(3丁目ほどじゃないが)のも魅力だ。
力道山役の韓国サイドの俳優さんも熱演で、力士時代のやんちゃな力道山からプロレスのスーパースターへの変貌、風格、見事演じている。妻役の中谷美紀さんもつつましい日本女性を演じていて好感触。
さて、役者、テーマに救われた本作品は完璧といえば完璧なのだが、全体的にはテレビドラマサイズに終わっている。
スクリーンで見るほど大きな展開もない。
なぜなら、力道山の半生が日本に力士として来た時からだから、朝鮮での苦労や、もっと深いところでは、民族意識・政治背景などは触れていない。
なので、厚みがないのだろうか。
あくまで、力道山の日本でのプロレスサクセスストーリーなのだ。
やや、ラストに入り、日本人への反骨心の描き方も出ているが、本質とは遠いんじゃないかと・・
プロレスファンなら、問題なく満足なデキ。
映画ファン的には、モー少しおかわりがほしいなぁ。

力道山公式サイトはこちら↓http://www.sonypictures.jp/movies/rikidozan/


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