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2006/02/04(土)
シャークボーイ&マグマガール 3-D
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★★★3/5 監督:ロバートロドリゲス 製作:エリザベスエイヴェラン
公開初日に何故か見てしまった。(汗 別段、期待なんかしてないし、興味もないんだが、時間がたまたま都合が良かったし、3D(立体)上映というのが、好奇心を揺さぶりましたぁ!(笑
さて、ロバートロドリゲス監督ってこんな子供向けの作品作る監督だっけ?と鑑賞中にちょっと考えたんですが、そういえば2001年のスパイキッズ以降はシリーズ化でこの手の作品連発しとりますね。 一瞬、「どうしたの?」と監督の心境を疑いたくもなるくらいの、友情冒険活劇に仕上がっています。 主人公も冒険仲間もマシンガンやマグナムは携帯してないです(苦笑
ホント、「デスペラード」、昨年は「シンシティ」とハードコアな路線も撮影しながらこの落差! いや、この落差が心地よいのも理解できますがね。 ハードコアばかりじゃ、いい加減ネタもつきるし。 ある面、こういったジャンルの違う作品を手がけるのもリフレッシュできて、監督業も精進していけるんじゃないかな。
内容的には、スパイキッズ路線からは少し違い、ドタバタといより、一本筋が通っていて、子供さん以外にも大人も納得の映画らしい作り。
主人公は夢見がちな孤独な少年。 その主人公の見る夢のキャラクターのシャークボーイ&マグマガールが現実世界に現れ、これまた主人公の創造した「よだれ惑星」(すご!)の危機を共に救ってゆくことに。 よだれ惑星では、主人公の夢見た世界とは違う世界が待っていた。 一体誰が世界を変えてしまったのだろうか!? 果たして、よだれ惑星を救えるのか!?
まぁ、そういうことです・・はい。(笑 スパイキッズというシリーズを蹴っての新たな新シリーズですが、これ、肝心な3Dの効果はあるのかな?とも思ったんです。 物語の中心のよだれ惑星での冒険は3D使用、プロローグ、エピローグでメガネははずしますが、その冒険場面も3D効果がいまいちよくわからない。 多少飛び出るのは慣れているイマドキのお子様に通用するのかと・・ よっぽどUSJのスパイダーマンの方があっぱれなんですが、そこまでのクォリティは求めずも、あのメガネの為に、せっかくの惑星の不思議な風景が霞んでしまっている。ちなみにメガネをはずして惑星内の「お菓子の大地」を見たが、立体用に映像が加工済みで、ぼやけているし、とてもかわいい風景なのに残念。
3Dって、クリアじゃないんです。特に本来のカラーはほとんど出ません。 そりゃ、赤と青の単色メガネで構成されてるから、あたりまえですが。 ん〜やっぱりお子様向きなんですよね。 映画を見よう!というのは映像も音楽もその映像の「色」も込みですから。 ある面、3Dは映像面で本来の映画鑑賞からすると、違った意味での感動を与えるものだと思いましたね。
ただ、前述したように、本作にいたってはそれほどの効果はないです。 逆に、3Dなしだったら、もっとよかった感じがしますが、お子様ターゲットが基本にあるから、3Dつけておいたのでしょう。 監督としても長いキャリアある方だから、次回からは3Dなんて、とっぱらった作品で勝負してほしいと大人は考えました。
全体的には、ストーリー、編集、まとまってるし、ある面、「オズの魔法使い」のオマージュ的な要素もあり、落ち着いて家族で特に楽しめる作品。 一人観賞の大人には、メガネをつける愉快さはおススメできる作品か(失笑
シャークボーイ&マグマガール3-D公式サイトは↓http://www.sonypictures.jp/movies/adventuresofsharkboyandlavagirl/site/
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