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2006/01/17(火)
アップタウン・ガールズ
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★★★★4/5 製作総指揮・監督: ボアズ・イエーキン 製作: ジョン・ペノッティ/フィッシャー・スティーヴンス/アリソン・ジェイコブス 脚本: ジュリア・ダール/モー・オグロドニック/リサ・デヴィッドウィッツ 撮影: ミヒャエル・バルハウス 音楽: ジョエル・マクニーリイ 出演: ブリタニー・マーフィ/ダコタ・ファニング/マーリー
序盤はブリジットジョーンズ系お笑い恋愛モノか?と思いきや、ダコタファニングちゃんを起用しているだけあって、大人と子供の友情物語、いや、それさえ超えて女同士の素敵な友情物語に仕上がっている。 亡くなったロックスターの親の印税で暮らす世間知らずのセレブ独身主人公(ブリタニー・マーフィ)がある日突然、印税管理していた者に全財産を持って逃げられる。いやでも社会に出て、働かなきゃ食べてはいけない。そうして、良き友人や恋人のミュージシャンなどの力を借りて社会デビュー。23歳の世間知らずのお嬢さんの生まれてはじめての仕事・・それは有名レコード会社のお嬢さん(ダコタファニング)のシッター役。超がつくほどの、潔癖・わがままなこのお嬢さんを無事シッターとして仕事ができるのか?社会人として生きていけるのか?というお話。
このブリタニー&ダコタのコンビは良かった。話も序盤はセレブ女性の軽い恋愛モノかよ・・なムードが一変して社会人デビューに追われる働く女性に。見てるこっちも応援したくなるのは主演のブリタニー・マーフィーのハマリ役な事もある。こういったがんばる明るい女性(でもどっか抜けてる)がピッタリなのだ。 これに、クソ生意気なダコタちゃんの役も(素か?)ピッタリ。 ピッタリ同士のピッタリ映画。いわば、完璧な設定なのかもしれんのですが、それに加えて、衣装にもこだわっていて、金持ち〜!なファッションからチープなんだが洒落てるブリタニーの衣装も主人公をよく考えた設定でうまい。金持ちから貧乏人になったけれど、やっぱ洒落ッ気は抜け切れず、お金がないながらもうまい着こなしをしていて、これまた楽しませます。ラストにはこの演出にこだわった意味もわかると思います。 どちらかといえば女性向きだが、特に大人と子とか母と子とかじゃなくて、女性同士の友情枠にまで広がるこの作品は、幅広い女性に楽しめるなかなかの良作。
DVDはアマゾン⇒http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00029NMWC/503-6892637-8215903
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