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2006/01/19(木)
十重禁戒 その2
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社団法人日本青年会議所 京都会議開催(19日〜22日)
日本青年会議所HPに速報が出ていました。京都は雪のようです。
私は、土日に参加します。
※さて、昨日の続きです。
守れない誓いを、何でわざわざ立てさせるのかというと、
『戒』を持つことで、自分の行いが ”悪い事”と覚えることが出来るからです。
悪い事だという自覚があれば、反省が出来ます。
反省をすれば、次にはそういったことを行わなくなります。
逆に、戒を持たない人は、殺人でも窃盗でも偽証でも、悪い事と覚えないといえます。
悪い事と感じなければ、あとは ”利”です。
捕まって罰を受ける事を含めても、自分に利があると考えれば、ためらうはずがありません。
「罰金を払えばいいんだろう」「死刑になればいいだろう」「みそぎはすんだ」
という言い草からも明らかですね。(だからどんどん厳罰化が進んでいるんですが)
つまり、葬儀の場では、
故人に『 戒 』を授けることで自覚を促し、
自覚した”悪”から脱却するために、仏の世界、仏道と縁づけし、
この後は、仏の子として進む、仏と成るんですよと、しめしているのです。
(19/365)
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