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2009/02/28(土)
油揚げと酢飯のあいだ
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おいなりさんを作りました。実はずっと苦手な食べ物。 昭和と言えど、やっぱり飽食時代の生まれは好き嫌いが激しいんだろうか。
昔は甘いものがとても貴重だったことは頭では解ってるけど、 喉がヒリヒリするくらい外も中も甘いわ辛いわ濃いわ。 一口で飽きるというより一口齧って後悔する。
もともと弁当や揚げ物にあまり良いイメージを抱いてないのもあり… 出来合いの物しか食べたことがないというのが一番の問題かな。 解っててマズイと言うのは失礼なんで、作って食べることに。
標準的な配分では醤油大さじ3に砂糖が大さじ5。 対して、適量のだし汁(かつお)に醤油大さじ2、きび砂糖大さじ1弱。 だし汁が出来たらお揚げ、砂糖、醤油の順で入れてじっくり炊きます。 今回は粉末のものと半々になったけど、やっぱりだしは削って取るほうがいい。
そうそう、落としブタ買ったんだった。マジでブタ顔の白いアイツ。 ニコンのレンズがある時期(確かAi)からカニ爪から豚鼻になったって知って、 あ、俺のも豚鼻だったなーと思い出した。
ソレはともかく楽しいねコレ。 鼻から湯気が出るわ煮汁が飛ぶわピーピー音出るわ何て愉快なんだこの豚野郎。 「おいらはボイラー!」っつって鼻から煙草の煙を出した母もレベル高いけど、 箸を鼻に突っ込んで持ち上げろって書いてあったので仰る通りに持ち上げた。この豚!
お世話になります。ずっと色白で居てください。
そんな面白ついでにふっくら炊き上がったお揚げに 穀物酢、きび砂糖少々、刻んだレンコン、ゴマ、塩で仕上げた酢飯を詰め…る時、 グスッと破ってしまい1.5枚分をそのままモリモリ食うハメになったけど。
これならまた食べたいなって思える味だった。 写真撮っておけばよかったな。
今度作るときは酢飯に山椒ちりめんを入れたい。山椒の実の佃煮でも。
先週は玄米を買いました。 会計時に「テープでいいです」っつってボストンに突っ込んで帰るのは俺くらいだと思う。 調理にえらい時間がかかるらしいので控えめに3kgだけ。断然あきたこまち。 炊飯器で炊くには寒い時期では12時間ほど浸水させねばならんのですが、 電気ではなく鍋で炊こうと目論んでるところ。
「はじめチョロチョロ中パッパ、赤子泣いてもフタ取んなボケ」でしたっけ? 林間学校の飯盒炊飯みたいに焚き火じゃないし、ガスなら大丈夫だろう。
大丈夫。
強気で体当たりしてダメだったらお粥にするから。
ぼちぼちやってみよう。
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