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2007/03/07(水)
傷だらけのあなたへ
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あなたはいつも傷だらけで笑って 剣を振って 斧を振って 傷だらけになりながら笑って
大丈夫だと笑って このくらい何ともないと笑って それでも血を流して それでも血を流して
私の苦しみなんて知らないのでしょうきっと この国がどうなってもいいから この世界すらどうなってもいいから あなたが その剣を振らなくていい世界が欲しい
あなたがそんなに痛そうに笑わないで あなたがそんなに傷だらけにならないで あなたがそんなに泣きながら戦わなくていいのなら この世界すらどうなってもいいよ 世界すら消えてしまえ
力のない私は祈ることしかできず 戦場へ行くあなたの背を見ている
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