+ 雑記 +
オリジナルとか元ネタあったりだとか。
とりあえず思いついた短文をつらつらと。
最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2007年3月
前の月 次の月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新の絵日記ダイジェスト
2010/02/03 テスト投稿
2010/02/02 君が僕を必要としてくれるなら
2010/02/01 人々
2010/01/31 二人の距離
2007/11/21 青い夢

直接移動: 20102 1 月  200711 10 9 5 3 2 月 

2007/03/11(日) 長い長い道を駆け抜けたらそこに君がいて手を差し伸べてくれた
どんなに急いだって 追い抜けない君がいる
僕が どんなに必死になったって
ふと気付けば 君はもう 見えないほど前へ
手を伸ばしてつかもうとした白い服の裾は まるで
僕の指から逃げるように 翻った

息切れして横腹が痛くて辛くて つらくて
立ち止まってしまえれば どんなに楽だろう
追いつくことを 君を あきらめてしまえれば
ああ!

足を止めかけて ふと 前を見たら
君が立ち止まって 手を振っている
−待っててくれてるの?
問いかけには 答えはなかったけれど

僕は走る 全力疾走で
君を追い抜けない それが分かったから でも
隣で走ることはできたんだ
差し伸べられた手を 二人 握り締めて

君が一人 そこにいた
僕は一人 ここにいた
二人は手を取り合って 走ることができた
もう 一人ずつだった僕らは
独りなんかじゃなかった


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.