+ 雑記 +
オリジナルとか元ネタあったりだとか。
とりあえず思いついた短文をつらつらと。
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最新の絵日記ダイジェスト
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2010/02/02 君が僕を必要としてくれるなら
2010/02/01 人々
2010/01/31 二人の距離
2007/11/21 青い夢

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2007/03/31(土) 真実
黒い闇があるんだ
黒い闇があるんだよ

僕を飲み込む黒い闇
君が払ってくれたなら
僕はきっと笑えるのに

黒い闇が来るんだ
黒い闇が来るんだよ

僕は黒に飲み込まれ
手を伸ばしても届かずに
君を呼んでも気付かずに

ああ 僕なんて
そんな存在でしかなかったんだ

だから今度は僕が黒い闇になって

黒い闇が行くよ
黒い闇が行くんだよ

今度は僕が 君を飲み込んでやろうか

誰かが僕を飲み込んだみたいに

2007/03/30(金) 君と僕
僕はいつも もう死にたいって言うんだ でも
君はいつも 僕の腕を掴んで首を振る

もういいじゃないか
もういいじゃないか
許してくれよ
疲れたんだ

僕はこの世界で何かを成し遂げたいと思ってこの世に生まれ
僕はこの世界では何も成し遂げられぬと知って絶望した
僕はこの世界に嫌気が差して
僕はただ
この世界からいなくなりたいだけなんだ

だけど君は首を振る
僕の腕を掴んでは首を振る
行っちゃダメだよと首を振って
世界を愛してと悲しそうに笑うんだ
君は世界を愛しているから
きっと僕より大切だから

だから
もういいじゃないか
もういいじゃないか
君には僕より大切なものがある
だから もう 許してほしいよ

2007/03/29(木)
雲みたいにふわふわ
空を飛べたらいいのになあ

飛行機は駄目 鉄臭いから
気球も駄目 何か頼りない

鳥は駄目 何か疲れそう
虫はもっと駄目 小さすぎる

やっぱり雲だ
雲が一番
ふわふわ風に流されて
きっと何も考えなくていいもの

2007/03/28(水) ペテン師
さよならバイバイ
何でも言えるよ 笑って言えるよ
さよならバイバイ
またいつか会いましょう
そんな嘘も言えるよ


君に会って世界が変わった
そんなこと嘘だよ
同じ世界で変わらずに
今日も僕は生きている

君が全てで 他はいらない
それも嘘だよ
欲しいものはいっぱいあるし
そのためなら君を失ってもいいくらい
だから


さよならバイバイ
笑って言ってあげるよ
さよならバイバイ
でも君だけを愛していたよ
そんな嘘も吐ける

2007/03/27(火) 灰色の世界で僕は全てを失い 行く場所も分からず立ちすくんでいる
十字架は血に塗れて
祈る言葉もなくしてしまった

空は毎日灰色
地面もどこまでも同じ色
ただ僕の足元だけが
鮮烈な赤

世界にまだ色があったころ
僕は永遠を信じていた
赤く染まる地面は遠い異国の物語で
灰色の空はおとぎ話の世界だった

僕はたくさんの色で構成されていて
たくさんの色で構成された君と
たくさんの色で構成された世界で
そう
幸せに生きていくのだと信じていた
なのに

十字架は血に塗れ 祈る言葉を失い
世界は灰色で 足元だけは赤く
僕は君を失い 構成する色を失い
全てを失い

何処へ行けばいい?

2007/03/26(月) 君日記2
使い古した本が一冊
ぽつんと本棚に残っている
赤い布表紙の 分厚い本
遠い昔の君日記

勝手に僕がページを開くよ
かわいい君がいっぱいだ
夢を見ていたころの君が
笑って手を振ってるよ

夢は 捨てちゃ駄目だったよ
君は 忘れちゃ駄目だったよ
ここには全部残ってるんだから
過去の君を偽れやしない

僕は 君が好きだったよ
笑ってる君が好きなんだよ
だからもう一度 本を開いて
今日からまた書いていこうよ

夢に向かう 君日記

2007/03/25(日) 君日記
開いた本にはタイトルはない
中身もない 真っ白な本
これから君が
作り上げていくんだよ

真っ白なページに何を書こうか
嬉しいこと悲しいこと 全部
文章を書いて絵を描いて
君の素敵な物で埋め尽くしてよ

そうしたら ほら

真っ白なページがカラフルになって
きっと未来へと飛んでいくよ
見つけた物たちが痕跡になって
君を導いてくれるよ

悲しい時には本を開いて
その最初のページを見てごらん
最初の君がそこにいるよ
そして励ましてくれるはずさ

そしていつか 完成した本が
本当に素敵なモノになりますように

そしていつか僕に見せてよ
素敵な君の本を

2007/03/24(土) 死に損ない
流れ出る血と
酷い痛みに
死を覚悟したんじゃなくて 死を期待した

君に会いたいよ
君に会いたいんだよ

それを許してくれないように
魔法の言葉と杖が光って
僕の傷は跡形もなく

僕はまた君の傍に行きそこねて
弱い剣を振るい続けてる

2007/03/23(金) 無題
伸ばした手があなたに届きますように

2007/03/22(木) 弱者の私
死にたくなって この首を手で絞めてみた
苦しくて思わず手を離して
意気地のない自分に泣きたくなった

悲しくて あなたの後を追おうと思った
崖は思ったより高くて足がすくんで
あまりにも弱い自分に吐き気がした

あなたを追うこともできず
存在意義も見つけられず
私は一人 ただ生きながらえる

私の生きる意味は何?
私の存在する意味は?
分からないまま 世界が終わる
その日まで

私は首を絞めては指を解き
崖を覗き込んでは足を震わせ
とうとう握ったナイフも取り落として
生きながらえる

私は弱いから
結局一番長生きするの

2007/03/21(水) 一本の道
君と一緒に歩いた一本道は
もう スタート地点が見えなくなってしまったね
二人並んで どれくらい歩いただろう?
二人並んで どれくらい話しただろう

ゆっくりでもいいさ 歩き続ければ
いつかゴールも見えるさ 必ず
希望を捨てちゃいけないよ
殺風景を眺めないで ずっと歩いていこう

苦しくなったら話しかけて
悲しくなったら僕を見て
一人じゃないから歩き続けられる
二人だから どこまでも行けるよ

後ろを時々振り向こうよ
どんな道を 僕らは通ってきたのか
こんなに遠くまで来たんだよ
だから僕たちは 大丈夫なんだよ 行けるって!

ゴール地点はきっとまだまだ先
でもきっと大丈夫だよ 二人だから
二人で 話して笑って
いつか並んでゴールしよう

2007/03/20(火) 動け、人差し指。
動け、僕の人差し指。
君さえ動けば、僕は幸せになれるんだよ。
さあ動け、僕の人差し指。

それが君の使命じゃないってことはわかっているよ。
君は人差し指、
人を指差すために生まれたのさ。
だから それが使命じゃないってことは知っている。
それでも動け、僕の人差し指!

さっきまで親指さんはしっかり働いてくれた。
すごくよく働いてくれたよ。
だけど、これは最後の大仕事で、
とても大事だから この仕事は君に任せたいんだ。
さあ 動け、僕の人差し指!

たった少しの仕事だろう?
ちょっと力を入れるだけ。
さあ頑張れ。
さあやってくれ。
さあお願いだよ。
お願いだよ、動け、僕の人差し指!

本文もアドレスも入っているから
後は送信ボタンを押すだけなんだよ。
さあ押してくれ、やってくれ!

と、騒ぐのはいつものこと。
そしていつしかいっぱいになっている、
僕のケータイの下書きフォルダ。

2007/03/19(月) その権利
僕にだって大切なものがあって
譲れない一つだって持ってるんだよ

聞こえないほど遠くへ行った鼓動も
聞き分けて見せるよ
見えないほど遠くへ行った君の瞳を
街の中から見つけて見せるよ

僕は君が大好きだから
どんなに遠くにいても
見つけ出して見せるよ
どんなに隠れていても
見つけ出して見せるよ

話してよ 嬉しいこと悲しいこと全部
僕はそれを聞きたいんだ
だから隠れていないで出ておいで

君の都合なんて構うもんか
僕が君の傍にいたいから
僕は君の傍に居るんだよ

その涙を拭く権利を 僕にちょうだい

2007/03/18(日) 別れの足音
ぺたぺたぺたと足音を立てて
忍び寄ってくるのは別れの時間
こないでくれよと扉を作って
鍵をかけても無駄ですよ

鍵穴にするりと入り込み
あなたの前に立っている

さあ時は来た
さようならの時間ですよ
お別れを言って背中を向けなさい
そして歩き出しなさい
その先に待つのが幸せです


ぺたぺたぺたと足音を立てて
忍び寄ってくるのが別れの時間
先のことを知っていて
教えてくれる優しい人

足音に耳を傾けなさい
聞こえてきたら それが合図

2007/03/17(土) 砂糖菓子
バイバイサヨナラ と雨が降って
砂糖菓子の時間は溶けてしまった

さらさらの砂糖を固めて
試行錯誤して作り上げた 甘いお菓子
それを君と食べるのが
僕の幸せだった

君の幸せにはなりえなかった
甘い甘い 砂糖菓子の時間

2007/03/16(金) 体育座り
暗い部屋に僕は一人で
膝を抱えて座っていた
床のコンクリが冷えて
段々悲しくなってるよ

遠くで時計の鐘がなる
今何時だい?驚いたよ
僕を怖がらせないでよ
僕を悲しませないでよ

孤独は悲しいと泣いて
涙はコンクリに落ちた
吸い込まれることなく
水溜りになっていった

いつかあの扉が開いて
君に会えると信じてる
だから僕はここにいる
だから僕は待っている

君はどこ?今はいつ?
時計のない部屋で一人
君を待っているからね
できれば早めに来てね
そろそろ眠くなってきたよ

2007/03/15(木) 欲しかった
欲しかったのはあなたの愛
あなたの声
あなたの体
あなたの全て

でも
あなたが愛したのは私じゃなかったの

あなたがくれるなら
何だって私は嬉しいのよ
私は何だって欲しいのよ
あなたがくれるものなら

その ピアノを弾く細い指で
私の首を絞めて
死でもいいわ
私に頂戴

汚れきった私でも
たった一つ あなたに捧げられるもの
あなたに私をあげるから

2007/03/14(水) この愛が
言葉が通じなくて
それでもお前に伝えたい言葉があって
どういえばいいのか分からなくて

とりあえずお前を抱きしめてみたら
お前は驚いたようだったけれど
とりあえず私の思いが通じたならば
それでもいいと思って
それがいいと思って
もっとぎゅっと抱きしめてみた

背中に回してくれたお前の手が暖かくて
お前が生きている幸せと
私の生きている幸せが一緒に溶けて
できれば
この世界を救えればいいと思う。

2007/03/13(火) 王の決意
僕が死んで君が救われるなら
それでもいいと
本当に、そう思えたんだ
本当だよ

君が好きだよ

2007/03/12(月) 無題
いつか
生きていて良かったなぁと思える日を迎えるために今日まで生きながらえました。

無駄に生きててごめんなさい。と
謝ったら怒られて
そこに私がいていい幸せ。

2007/03/11(日) 長い長い道を駆け抜けたらそこに君がいて手を差し伸べてくれた
どんなに急いだって 追い抜けない君がいる
僕が どんなに必死になったって
ふと気付けば 君はもう 見えないほど前へ
手を伸ばしてつかもうとした白い服の裾は まるで
僕の指から逃げるように 翻った

息切れして横腹が痛くて辛くて つらくて
立ち止まってしまえれば どんなに楽だろう
追いつくことを 君を あきらめてしまえれば
ああ!

足を止めかけて ふと 前を見たら
君が立ち止まって 手を振っている
−待っててくれてるの?
問いかけには 答えはなかったけれど

僕は走る 全力疾走で
君を追い抜けない それが分かったから でも
隣で走ることはできたんだ
差し伸べられた手を 二人 握り締めて

君が一人 そこにいた
僕は一人 ここにいた
二人は手を取り合って 走ることができた
もう 一人ずつだった僕らは
独りなんかじゃなかった

2007/03/10(土) 聞こえる?
聞こえる?
僕はここにいるよ。
ずっとずっと ここで待ってるよ。

聞こえる?
僕はここで歌ってるよ。
君のために ここで歌ってるよ。

聞こえる?
君の名前を呼んでるよ。
君の名前を 繰り返し呼んでるよ。

ねえ 見えてる?
僕はここにいるよ。
君の隣に 僕はいるよ。

2007/03/09(金) あさやけ。
あさやけのそら / ぼくはみあげる /
くもがとおりすぎてく / なんかのかたちににてた /
ああとなりのいえのポチににているんだ / そんなたわいもないことをかんがえた /

まっしろなくも / ぼくのこころもまっしろ /
だってもうきみがいなくて /
さびしくてさびしくて / ぼくのこころはくうはく /

たいせつなものだいじなもの / おもさにきづいたときにはおそすぎたりして /
しらないうちにあふれるなみだ / こんなぼくのなみだでもとうめい / しらなかったな /

だれもぼくにきづかない / だってぼくはだれにもはなしかけない /
きみがぼくにきづいてくれたのに / きみだけがぼくにきづいてくれてたのに /

ああなんてきれいなあさやけ / あかとしろのコントラスト /
きょうかいせんがみえないほどに / ぼくのこころにつきささるいろ /
ああなんてきれいなあさやけ! / ぼくのことなんてかんけいないんだきっと /
あんなにしずかにくもがとおりすぎていくんだもの / ずっととおくのほうへと /

だって そらは あんなにもとうめいなんだもの

2007/03/08(木)
どんなにあがいたとしても
運命は変わらないと気づいてしまった日に
僕は一人で泣いた
君が気付かないように
君に気付かれないように

だからせめて僕は歌うよ
君がどうか安らかに過ごせるよう
明日が君の終わりの日だなんて
絶対に気付かせるものか

だからせめて僕は歌うよ
喉が破れ血を吐いたとしても
明日に君が終わりを迎えるなら
大丈夫 僕も一緒に行くよ
君を一人になんてするものか

歌を送ろう
明日終わる君と
君を追う僕に

2007/03/07(水) 傷だらけのあなたへ
あなたはいつも傷だらけで笑って
剣を振って 斧を振って
傷だらけになりながら笑って

大丈夫だと笑って
このくらい何ともないと笑って
それでも血を流して
それでも血を流して

私の苦しみなんて知らないのでしょうきっと
この国がどうなってもいいから
この世界すらどうなってもいいから
あなたが その剣を振らなくていい世界が欲しい

あなたがそんなに痛そうに笑わないで
あなたがそんなに傷だらけにならないで
あなたがそんなに泣きながら戦わなくていいのなら
この世界すらどうなってもいいよ
世界すら消えてしまえ

力のない私は祈ることしかできず
戦場へ行くあなたの背を見ている

2007/03/06(火) 二人の世界
僕はこんなに君を愛して
君もこんなに僕を愛して
幸せな世界
二人だけでもいいよ
周り全部消えてしまえ

君以外の何にも要らないよ
君さえいればいいんだ
白い世界でいいよ
ふわふわ浮かんで
君を抱きしめる

邪魔はして欲しくないから
そうだね、何から壊そうか
君の望みを教えてくれよ
そこから壊していこうよ

僕はこんなに君を愛して
君もこんなに僕を愛して
幸せな世界
二人だけでいいんだよ
回り全部壊してしまえ

2007/03/05(月) 二人舞台
くるりと回って舞台の始まり
手を振ったなら舞台の終わり
一礼すればまた元通り

観客は君一人
笑顔で拍手をしてくれる
僕が君を騙して
君が僕を騙すの

ああなんて素敵な世界!
めちゃくちゃになっても
どんなに汚れても
いいよね
くるりと回って
一礼すればあの幕は下りるの

君の拍手に包まれて幕が上がって
はい 元通り

何度でも拍手で幕が上がって
くるりと回って舞台の始まり
手を振ったなら舞台の終わり
笑顔のメイクで僕は笑うよ

2007/03/04(日) かくれんぼ
もういいかい
もういいよ

声はするのに君が見えない
どこにいるの?
どこにいるの?

僕が嫌いになっちゃったのかなぁ
ベンチの下も木の上も
探すよ
だけど君はいなくって
そして誰もいなくって
いつか世界がなくなって
僕は一人

もういいかい?
もういいだろ?

置いていかれた
鬼の目にも涙

2007/03/03(土) 世界で一番美しい君
きらきらと光る宝石と
ふわふわと揺れる花を
君へと飾り付けましょう

赤黒く裂けて開いた傷と
紫に腫れた痣を隠すように
君が一番美しく見えるよう

もう大丈夫だよ 安心して
君は世界で一番美しいから
そんな悲しそうな顔をしないで
苦しそうな顔をしないで
もっと安らかに笑ってよ

そして
もう一度 僕を呼んで

2007/03/02(金) 黄色
あまりにも似た彼女の姿に
君の詳細を思い出せなくなっている
私を許してくれますか

今でも君を夢に見るのです
それはいつも後悔の夢
君のために私は何をしてあげられた?
君はいつも
私に会うことを喜んでくれたのに
君は私を恨んでいますか?
そうだとしたら
今日にでも殺してくれて構わない
君と同じ日に逝けるなら本望だよ

せめて私が死んだら
君と同じ場所にいけますよう
毎日祈っています
どうかそれまで私を忘れないで
どうかそれまで 私を覚えていて
恨みでもいいから

2007/03/01(木) 反対方向
寂しくなんかないよ
だからもう行っていいよ
君は君の行きたい所へ

怖くなんかないよ
暗闇だって冷たい場所だって
僕は君と反対の所へ

だからもういいんだよ
僕は一人で歩けるよ
君は君の行きたい所へ
君は君の望むままに

僕は足の裏を赤に染めながら
硝子の上を歩いてゆくから
君はたいらな道を歩いていってね


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