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2018/08/05(日)
『愛し子の肖像』
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最新漫画、ハーレクイン小説原作の『愛し子の肖像』
今回小さな女の子がガッツリ出てくるのですが、
『娘ちゃんが可愛い』との読者さんのご意見が多く見られ、
一安心しております（ー▽ー；）
実は子供を描くのはそんなに得意ではなく。
そもそも実際に自分が子供を産むまで子供自体に全く興味もなく。
なのでこの原作小説をいただいた時にはどうしようかと迷ったのですが。
この女の子ナターシャが、たまたま自分の息子と同じ年頃だったので、
悩んだ結果、この女の子なら私でも描けるかな、と。
息子は一人っ子で私は男の子の育児しか知らないけど、
息子の育児を通して、息子が小さい頃からいつも同じ年頃の女の子を観察していたので。
女の子って、男の子と全然違って、
しっかりしてて、おませで、お口が達者で、大人並みに気が利いてて…
（そりゃ個人差はあるだろうけど、大抵の男の子と比べると大概の女の子はしっかりしていると感じる。）
女の子を見てはいつも驚かされたり感心させられたり、
男の子の単純さというかバカさ加減を痛感させられたり、
とにかく『女の子って男の子に比べて、なんか凄い』といつも感じながら興味深く見ていたので、
息子を通してずっと観察して感じた、私が抱いている女の子像を、
そのまま描けばいいのかな、と。
で、作品に、ナターシャにぶつけてみたわけですがそのナターシャを
『あの年頃の女の子らしさがいい』と、
『可愛い』と、読者さんに感じてもらえたのは、
今回この『愛し子の肖像』を描いた中で、何よりも嬉しい出来事だなと。
いや、嬉しいというよりも、
原作のいい所が漫画でも描けたかなと、
とにかくこの原作を選んでチャレンジしてよかったなと一安心した。
どんな原作でも毎回、ささやかな挑戦とか課題が自分の中にあって、
何回描いても新鮮、そして難しさを感じる、いつも簡単にはいかない。
今も新たな原作小説と格闘中。
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