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2006/02/25(土)
間違いの喜劇
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小栗旬くん主演の「間違いの喜劇」を観たけど、いや、なかなか笑わせてもらいました。楽しかったー(*^_^*)。小栗くんも立ち姿が舞台映えするというか衣装が似合っていて素敵だったし。 他の役者さんもすごく良くて、この芝居は女役もすべて男性が演じていたんだけど小栗くん演じる双子のアンティフォラス(兄)の妻の妹を演じていた人がもう背中がきれいで声もあまり太くなく、「えーと…男の人だよね?」とふと思ってしまうほどの美しさ。最後、退場する際にそばを通ったときにまじまじと見たけど、やっぱり華奢で男の人には見えなかった(^_^; 芝居は双子をテーマにしたシェークスピア作のどたばた喜劇。幼い頃に生き別れた双子のアンティフォラス兄弟(なぜか同じ名前)と、同じく双子の召使いドローミオ(こっちも同じ名前)。弟側がたまたま兄達が住んでいる街にやってきて、街の人や妻たちが弟を兄と間違えてしまって、いろんな勘違いが発生して誤解が誤解を呼んで大混乱に陥るけど最後は大団円。ステージセット、台詞回し、テンポと、どれをとってもさすが蜷川、理屈なく楽しませてもらえた。 アンティフォラス役の小栗くんとドローミオ役の高橋洋さんは兄と弟の二役を演じているのでほぼ出ずっぱり。弟が退場したと思ったら兄がすぐに登場してくる。小栗くんのマントと高橋さんの帽子がそれぞれ白なら弟、赤なら兄で、その早替えを客席の隅っこで行ったりしてスピード感溢れる芝居。休憩なしで、しかも大量の台詞だったので大変だったでしょう、この二人は。小栗くんは兄弟それぞれの微妙な性格の違いを演じわけていたし声も結構良くて。高橋さんもすごく良かった。高橋さんのドローミオ合ってのアンティフォラスって感じだったな。 基本的に客席も舞台みたいな感じで使われていたので、かなり後方の私の席でもすぐ近くを小栗くんが通ったりして間近で見れた。顔はちっちゃいし背は高いしスタイルいいし(*^_^*)。私の周りも小栗くんファン多くて、客席の後ろの方に退場するとその姿を追っていつまでも後ろを向いているおばさまも(笑)。ステージで次の芝居始まってるんですけど〜(^_^; 舞台にはずっと兄か弟のどちらかが登場していたんだけど最後までそれで済まないだろう〜と思っていたら弟側を別の役者さんが演じて登場。そして台詞は小栗くんと高橋さんが腹話術を使って話すという予想外な演出。テレビだったら合成とかできるんだけどね。後ろの方だったので、その役者さんが本人に似ているのかどうかっていうのはわからなかったんだけど、あとでパンフレットを見ていたらアンティフォラス(弟)を演じた役者さんの名前が小栗了。おんなじ名字だし名前も一文字。もしかして兄弟?と思ったら、やっぱりそうだった。パンフレットの写真を見ると似ているような似てないような…。でも、(あ)ちゃんがパンフレットを見ているとき反対側から写真を見るとやっぱり目元がそっくり。 もらったちらしに次の公演「タイタス・アンドロニカス」(もちろん小栗くん出演)のチケットを今日ロビーで一般発売前だけど販売していて、しかも席が選べると書いてある。日程は5月19〜21日。うーん、どうしよう?この三日間とも千里さんのライブに行こうと思っていたんだけど小栗くん観たい…。さんざん悩んだ挙げ句19日のチケットをその場でご購入。ごめんよ、千里さん、横浜はパス(笑)。今日は23列目だったけど買ったチケットは平日なこともあって12列目。今度はシェークスピア作品史上イアーゴーに並ぶ悪人の役らしい。いや〜楽しみだ♪
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