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2012/04/22(日)
大塚レッドゾーン
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大塚レッドゾーンというライブハウスがある。
僕にとって切っても切れない場所である。
8年前に当時サポートをしてたFUZZ!!ってバンドで初めてライブをやって、そこから割と濃厚なお付き合いが始まった。
上京したばかりで右も左もわからん一見さんの僕に対してレッドゾーンのスタッフはとてもウェルカムな雰囲気で凄く応援してくれた。
環境的にもめちゃくちゃやりやすい場所で毎回気持ち良くライブできた。
外れた時は1回も無いんじゃないか、くらい。
当時やってたFUZZ!!ってバンドが解散ライブした場所もレッドゾーンだった。
1回バンドから身を引いて弾き語りしてた時もずーっとライブ誘ってくれてたのが大塚レッドゾーンだった。
あ、「レッドゾーンの弾き語りイベント出ない?」って誘ってくれたのは祐くんだったな。
そん時ブッキング切ってた末田さんや今でもスピードを緩めることなく戦っているDaizoくんが、生まれて初めてアコギ持って弾き語り始めた人付き合いの悪いこんな男をなぜか気に入ってくれて。
アコギの弦の張り方わかんなくてDaizoくんに張ってもらった時もあったよなぁ…ほんと図々しくてごめんなさい。
僕としては、弾き語りしてた時にライブする場所を与えてくれたってのが本当に今でも感謝していて…。
ライブってのは「誰かに見られている」って緊張感が出るもんだし、
それがあるとないとでは人生の過ごし方やメリハリが全然違ってくるわけですよ。
その緊張感が無い生活に甘んじてしまったらそれはブランクになるけど、
それを失わなかったのは今でも大きかったと思っている。
たいしてお客さん呼べなかった時も、当時僕の職業をネタにした「介護料」ってことでマイナスをチャラにしてくれたり。
感謝とともに申し訳ない気持ちばっかりで。
そう、killstyleが再び始まる切っ掛けを作ってくれたのも末田さんだった。
何年ぶりかでベース持ってライブした場所がレッドゾーンで良かったよ。
それだけで安心感があったし、「後は僕がやるだけだ」的な考えでいることができた。
また走り出すことができた。
そんな大切な場所がなくなる。
3月の終わりにDaizoくんからレッドゾーン閉店の一報をいただいた時は本当にショックで二の句が出なかった。
恩義があるのに何も返せていない悔しさが溢れた。
あの赤い壁がなくなっちゃうんだよ。
壁に飾られたTHE CLASHのジャケがなくなっちゃうんだよ。
バンドのステッカーで溢れた楽屋がなくなっちゃうんだよ。
出演者の案で出されるカクテルもなくなっちゃうんだよ。
Daizoくんに「何とか出られる日はないか」と限られた条件を提示して無理を承知でお願いして、Daizoくんがねじ込んでくれたのが6月10日。
本当に最後の最後まで我が儘でごめんなさい。
本当に悲しくて悔しくて仕方がない。
図々しいかもだけど、こうなった責任の一因は僕にもあると思っている。
そう思っているバンドマンは結構いるんじゃないかな。
何も返せていないままだ。
多分6月10日はいろんな思いが頭渦巻くんだろうな。
いや、でもそれは逆に失礼だ。
いつも通り、何も考えないでぶっ飛ばしてライブやるぜよ。
そして終わった時に色々振り返ります。
本気見せます。
なんか色々支離滅裂な文章になっちゃったけど、最後まで読んでくれてありがとうございます。
6/10、あの場所で会おう。
ではでは。
★★★killstyle next live★★★ 6/10(sun)大塚RED Zone killstyle/SHiFT/Anar-KingZ/GURIGULA/etc. 2,500 / DOOR. 3,000
その他詳細決まり次第お知らせするぜよ!!
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