堕落の底
DEZI(Killstyle)の徒然日記。気合い入り過ぎて逆に不定期更新中!!
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2009/07/23(木) いじけるなベイベー
仕事帰りに携帯であの人の訃報を知った。

アナログが似合うあの人の訃報をデジタルで知った。

大袈裟じゃなく携帯の画面に「はぁ?!」て問いかけた。

しばらく絶句。



俺もあの細身のスーツを着た四人の輩に打ち抜かれた一人。


大阪在住時、最期に賭けたバンドははっきり言ってあの輩たちに影響をモロに受けたもの。


そのバンドのギタリストだった邦夫と、よく邦夫の車で聴いたし、俺ん家でビデオも観た。


それをヴィジュアル畑でやってしまったのはミステイクだったとしても

今では納得してます。



あれで行けなきゃ仕方ない。

しがみついても仕方ない。

まぁ数年はしがみついたけど。



あれが俺の中の最強メンバーだったし、悔いはない。



あの人たちは今思えば俺に引導を渡してくれた存在だったんだと思う。




俺は、あの場所には行けなかった。

いや、行けなくてよかったんだと思う。

例え行ったとして、木っ端微塵にされてたろう。



それほど偉大な存在だった。



広島の試合がある時、神宮球場の3塁側でたまにそのバンドのベーシストを見かけるけど

声なんかかけれないよ。


偶然打ち上げに同席した時も

声なんかかけれなかった。



それほど偉大な人たちだ。



その一角を担った人が今日逝った。



喪失感に襲われ続けている。




愛だの恋だのピーピー唄ったくそくだらん音楽が蔓延る世界に

爆弾を落とした四人。



その四人が並び立つ姿を観ることはもうない。



もうないんだ。





清志郎さんが亡くなって

ようやく照り始めたジャパニーズ・ロックの世界の太陽が再び闇に飲み込まれた。




これで日本のロックが終わった。


なんて吐く奴は他人任せの人間。



現実を受け止めろ。

散々もらったろ。



音楽じゃなくても

どんな形でも

それを継承することはできるはずだ。



俺たちが信じた音楽は、ここで朽ち果てる様な、そんな浅はかなもんじゃないはずだ。




今宵は、あの人を思って泣こう。

だけど武器は自分のすぐ傍にあるはず。




それを手にして明日からまた戦おう。


それがあの人に報いることだと思う。




アベフトシ。

あんた、最高に格好良かったよ。


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