|
2009/01/29(木)
友よ、静かに瞑れ
|
|
|
前から気になっていた映画「友よ、静かに瞑れ」を観た。
沖縄を舞台とした映像からにじみ出てくる多国籍な雰囲気。
理由を求めない、静かで、そして熱い男の友情。
翻弄されながらも、強く生きる女。
藤竜也、原田芳雄、室田日出男、林隆三…みんなそれぞれ格好良かった。
しかし倍賞美津子は場末の空気感が漂う良い女だ。
「男は目に見えない命懸けりゃいいけどさ、
残された女はどうなんのよ?」
このセリフを吐くことを許される女優は美津子か桃井かおりくらいだな。
そりゃショーケン(萩原健一)も骨抜きにされるわ。
愛したら大火傷をしそうな女。
「女性」っつうより「女」って言葉が似合う人だ。
そして最後のエンディングに向かう流れ。
無駄な会話は一切ない。
涙もない。
男は友の生き様を見届けて静かに去っていった。
たまらんね。
大好きな映画がまた出来た。
興味ある方は是非!!
|
|
|
|