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2013/05/25(土)
アンナ・カレーニナ
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映画「アンナ・カレーニナ」を観てきた。
トルストイの不朽の名作と言われるこの作品を読んだのは、高校生の頃。 時代背景も、内容の厚みや登場人物の心の陰影ももよくわからず、ただ読んだのを覚えている。 それでも長編を読んだ満足感はあった。
名作が映画化されると、映画は作品を越えられるかどうか楽しみなのだが、 今回の「アンナ・カレーニナ」は、越えると言うよりも原作とは別作品なのだと感じた。
それでも舞台劇を観ているかのような展開は興味深く、 衣装も当時のロシア帝国の社交界を想像させてくれるには十分である。 (原作の時代設定以前の衣装スタイルらしいが)
またこの名作を読み返したくなり、 映画館の帰りに本屋に立ち寄り、分厚い単行本を買い求めてきた。 久しぶりの大作である。 目に自信がない今、読み終わるのはいつになる事やら・・
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