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2011/09/25(日)
白糸の滝・鬼押し出し
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浅間の山の木々にたまった水が、地下水となって流れ出ている。それは幾筋もの細い筋となって、コケから、葉末から、木の根からしたたり落ちている。
それが白糸の滝。
水温11℃という水温高めのこの滝は冬でも枯れることがないという。
やがてこの地下水は千曲川へと流れ出るのだそうだ。
山全体から集まり流れ出ているようなこの白糸の滝。
その銀の糸のような水に人々は心奪われ、この場所に来る。
水のある場所とはいいものだ。 人が集う場所となる。
この後、浅間山の鬼押し出しにまわる。 無数の岩がそそり立つこの場所は、かつての火山活動の凄さを今もって見せつける。
人は自然に畏敬の念を持ちながらも惹かれてやまない。
時には怖い存在になる水。 それでも人は水のあるところを求める。
火山におそれを抱きながらも、人はやはり温泉好きだ。
自然に抱かれている事を謙虚に受け止めよう。 けつして人が自然を抱いているのではない。
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