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2007/02/27(火)
はいはい人形
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東京の風習で、女の子の初節句の折りには人形を送ると言う事がある。 娘の初節句の時、実家の母が送ってくれたはいはい人形。
毎年お雛様と一緒に飾るが、すましこんでいるお雛様と違って何とも言えない愛嬌をかもし出している。
赤ちゃんらしくて可愛らしい・・と私は思うのだが、見ようによっては不細工かもしれない。
このお人形は母と一緒に買いに行った。 陳列されるお雛様に隠れて、目立たずに飾られていたのを覚えている。 「連れてって」とお人形の声を聞いたような気がした。 心惹かれるまま見てみるとこの子がいたのだ。
何も思わず、購入した。 連れて帰らなくっちゃ・・そんな気がしたのだ。
20年たった今この子も20才。 でも相変わらず赤ちゃんで、可愛らしい。 方向を変えて見ると、やはり20才の様にも見える。 ひねた赤ちゃん? 見る私が当時より年を重ねたせいだろうか。
いつまでも可愛らしいままでいたい・・ いつまでも可愛らしいままでいて欲しい・・
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