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2007/11/29(木)
法隆寺 in 斑鳩の里
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観光はほとんど無い奈良の旅であったが、最後に法隆寺を見ることができた。
斑鳩の里に建つ、日本最古の木造建造物。 教科書に出てくる壁画、仏像の数々・・・ 圧巻であった。
奈良時代の人々の魂に触れたような気がした。
柿食えば 鐘が鳴る鳴り 法隆寺 正岡子規
この句は本当は「東大寺」でくくられていたらしいが、語呂が悪いと言うことで、「法隆寺」になったらしい。 しかし、正岡子規が奈良時代の心に触れながら読んだことは間違いがない。
奈良時代はどこか異国の匂いがする。 「いかるが」という言葉ですでに異国の異次元にたたずんでいる気になってしまう。 それが奈良の魅力なのだろう。
法隆寺の中門に構える阿吽像・・・ 数多くの阿吽像を見ているが、歴史の重さをしょっているこの阿吽像は迫力が違った…
通る者の心を見透かすように睨みおろしている。 何が許され、何が許されないのだろうか…
♪空を仰いで 大きく仰いで リズムもよろしく ステップ踏んで♪
青く澄み渡る斑鳩の空を仰ぎながら、阿吽像のご機嫌を気にしつつも知らんぷりで通った・・・私であった。
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