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2006/06/30(金)
しなざかる越
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しなざかる越(こし)・・ 万葉の時代北陸道を表した言葉だそうだ。 「しなざかる」は「はるかに幾山坂を隔てた」と言う意味の「越」にかかる枕詞。 新潟は広くて、上越、中越、下越に別れているが、「越」はおそらく上越のことを表しているのだと思われる。
万葉の時代、ここ新潟は関西から見れば本当に遠かったのであろう。 現代でも十分遠いいのだから・・
そんな逆境の地のようなここに私はいる。 しなざかる越に来て、ここに在る私。 何度も言うが、ここに在る私の存在理由・・ ここにいる幸せを今日改めてかみしめる。
この枕詞の解説のあるページを教えてくれたN友にお礼の一言を今。
実は今、この数行を書くのにすでに2時間かかっている。 職場でここ二日間、慣れた仕事を楽しくこなしているが、3人分の仕事量をこなさなければならず、ばて気味である。腕が鉛のように重い。 そして明日を控え心も鉛のように重い… 重い×2 瞼も重いので 重い×3 ・・そんな訳でなかなか進まない。
疲れは休めば治る。 心の鉛を取り除くには明日が過ぎなければいけないのだろう。 明日は一人ではいたくない。
しなざかる越は今雨が降っている。 涙雨に違いない…
♪こんなに酔った日には あの人に甘えたい あの人のいつも坐っていたところに坐り 温もりを確かめようとしています♪
私は酒は飲まないが、今夜は久しぶりに飲みたい気分・・
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