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2006/02/28(火)
嬉しい言葉
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勤め先の会社で、私をバックアップしてくれる初老のおじさまYさん。この方の働きがあるこそ、私も思うように仕事ができるのだ。
今日の休憩時間珍しく大福が配られた。こんな事は滅多にない事だ・・頂き物らしい。 Yさんと私は打ち合わせをしながら同じテーブルで休憩を取っていたが、私たちのテーブルに大福が回ってきたのは一番最後になった。 おや?一つ足りない。 短い休憩時間、ゆっくりと大福を味わう暇もないので足りないところで騒ぐほどの事もない。 「年功序列で、Yさんどうぞ召し上がって下さい。」と、私が言うと、 「いやいや、ミカコさんどうぞ。女性なんだから・・」 Yさんが私の前に大福を差し出してくれた。 その瞬間Yさんがとても素敵な方に見えた。 なんと心躍る言葉、「女性なんだから・・」レディーファーストというのかな? この会社にこんなしゃれた事が言える人がいたとは思いもよらなかった。私とした事が、毎日付き合っているのに気がつかなかったとは。 これからもよろしくお願いしますねYさん。
女を美しくさせるのは、ほんの一言でいい。 褒め言葉は笑顔をもたらしいい気持ちにさせてくれるが、内面の美を引き出すのは、何気ない一言。心を読み琴線に触れる一言だけでいいのだ。 褒める必要はない、ただ寄り添っていると分かる一言で女は美しくなれる…
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